ギルドへ
少しで来たんで投下しやす。展開が少し遅いかな…。
「どうだ、ちゃんと許可は取れたか?」
「ああ、もちろん」
貰った許可証をひらひらと見せる。
「よし、問題なく取れたようだな。取りあえず宿をとるぞ。いや、その前にギルドで換金したほうがいいな。手持ちの金はないのだろう?」
「ああ、そうだな。悪いけどまた案内頼む」
「まったく、仕方ないな。無いとは思うがはぐれるなよ」
「迷子になんかならねえよ!俺を方向音痴扱いするのはやめろ!昼間のあれはごまかそうとしただけだ!」
「ほう、自覚はあったというわけか」
げっ、誘導尋問!?
「説教は宿をとってからみっちりと受けてもらうからな」
「げー、まあ仕方ないか」
「こんなとこで話してても仕方が無い。ギルドに行くぞ」
「ほーい」
***移動中***
はい、絶賛迷子です。俺こんな迷子になるような人間じゃなかったはずなんだけどな。取りあえずぶらぶらっすっか。ギルドだからきっと見分けがつきやすそうな建物なのだろう。
「何かお探しですか…?おにーさん」
ちょんっちょんっ。と手をつつかれた感覚から声のした方に振り返る。
「どうしたんですか?そんなにじっと見られたら照れちゃいますよ」
じっと見てしまったのも仕方が無い。だって少女の耳は頭の上についていたのだから。そう、猫耳が。マジで異世界やん…。
「あ、ああ。ごめん。探しものなんだよね。実は道に迷っちゃって」
「私でよければ案内しますよ」
「本当か?それはありがたい。じゃあ、悪いけどギルドまで頼む」
「はい、じゃあついてきてください」
少女についていくと道の開けた大通りに出る。
「はい、ここがギルドです」
剣と盾がクロスした看板を掲げた建物が目に入る。
「おお、ここギルドか」
「何がここがギルドか。何だ?」
げっ、この声は。
「迷子にはならないんじゃなあったのか?ハルマ。さんざん人に探させておいて呑気にご登場とはいいご身分だな」
般若だ。いや、鬼か。
「私の事をオーガだとか思ってるだろ、覚悟はできてるか」
「まて、深いわけがあるんだ。だからその角をしまってくれ」
「だから誰がオーガだああああああああああああああああ!!」
セリアが今にもとびかからんとする中。彼女に声をかける人がいた。そう、道案内をしてくれた女の子だ。
「リア、そんな顔してちゃだめだよ。ほら、笑って」
「ちょっと、やめてくれノルン。頬っぺたをつねらないでくれ。というかノルン、お前こそこんなところで何をしているんだ」
「あはは、ちょっと抜け出してお散歩かな」
「まったく、バレないうちに早く戻るんだぞ。内緒にしといてやるから」
「ありがとう、大好きだよリア。そこのハルマ君もバイバイ」
「ああ、案内ありがとう」
別れを告げる少女を見送る。
「知り合いなのか、セリア?」
「ああ、妹のような存在だ。全く、ノルンに免じて今回の事は許してやろう」
「ありがとう、今度あの子にお礼しなきゃ」
「そうだな、さてと中に入ろうか。ギルドに登録するぞ」
ギルドの扉を開け中に入った。
お疲れさまでした…!!




