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海のように深く  作者: 心雨
第11章
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退学を決心した

静香は平穏な生活を希望していましたが、でも、時間を過ぎにつれて、健の態度が変わりました。健は亮が家にいることに対して、とてもイライラになりました。2024年の新年度に近づくと、健はさらに亮を大学に復学させることに焦り出しました。亮また精神的に追い詰められていました。

この日、亮はいつものように階下に降りてきて、ソファに座って、テレビを見ていました。彼はテレビをただ眺めていたが、でも視線が定めていなく、むしろボーとしていました。亮のこの状態を見ると、健は突然鼻から笑って、指で亮を指して言いました「目がきちがい見たいですね」

静香の顔色が変わりました、彼女は亮を守りたいですが、でも健のこの話の破壊力は凄まじく、彼女はどうやって亮を慰めるのが分かりませんでした。

亮は立ち上がり、すぐ2階の自分の部屋に行きました。その日の後、彼はまた自室に引きこもりになりました。


健は完全に変わりました。これまでの健はいつも辛抱強く忍耐していました。亮に対して静かに見守っていて、何も口を出さなかったです。でも、彼は変わりました。イライラして、時々亮に対して攻撃的な態度を取りました。それにより、亮は見る見る悪化して、さらに自室に引きこもるようになりました。

2月の末頃、静香は悩んでまた先生にメールで相談しました。

「高橋先生

忙しい所大変申しございません。先生に相談することがあります。

1週間前に主人は亮と大学のことについて話をしました。退学すればと話をかけたら、亮はいいえ、まだ勉強したいと答えました。でも、翌日亮の調子が見る見る悪くなり、目もとろんと座り、ひどい腰痛や胃痛も出てきました、すぐ私はそばでもう学校には行かない、退学の手続きしようと言いました。それで亮はようやく落ち着きました。

それで今週、私は退学の手続きを進めようと亮に退学願書を出してと言ったら、亮はまた機嫌が悪くなり、自分の部屋に籠りました。

どうしたらいいか分からなくなりました。亮はまだあきらめたくないですが、でも身体症状が出た時点で、彼はもう学校には行けません、行く自体は危険です。だから、私は早く終止符を打ちたいです。

先生はどう思いますか?私達両親の希望で退学の手続きができますか?そうじゃなければ、学費を払わないのは最後の手段です。そうすれば除籍です。

あるいはもう少し亮の決定を待ちますか?学費を払わないなら、いつでもできるから」

高橋先生から返事がすぐ来ました。

「陳様

ご連絡ありがとうございます。お尋ねいただいた件ですが、大変難しい問題ですね。私にもどうするのがベストかは分かりません。以下はあくまで個人としての考えで、ご両親で相談なさるときの参考程度になさっていただけたらと存じます。

おそらく亮君にとっては、退学の決断をすると、その後に起こること(仕事をするなど)が不安を増し、決断できないのではないかと思います。以前からの様子をうかがっていると、まだできるだけそっとしてあげる他ないのかとも思います。(最近の様子が分からないのであくまで私の推測ですが)

もちろん学生・社会人として次のステップに進まなければならないですが、それは精神的に健全な状態でいる場合のことで、不安定な時に決断を迫ると、大変不安に陥るではないかと思います。

退学届、休学届も大切なのですが、もし可能でしたら、今のままと言うことで、学費は未納のままの状態で置いておくことぐらいしかないのかと思います。

あるいはその方が亮君は決断しなくて外部が勝手にそうなったと言うことで、受け入れてくださるかもしれません。(ただ、大学の人間としてはこのような状況をお勧めしたい訳では決してないということも、ご理解ください)

以上、あまりまとまらないですが、いかがでしょうか」

先生のメールを見て、静香はさらに退学の決心を強くなりました。亮に対して大きな期待はもう完全になくなり、亮は楽しく生きていればそれで十分と彼女は思いました。今はもうそれしか亮を助ける方法がありませんでした。

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