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長年片想いしていた幼馴染に告白前に振られて街を彷徨っていた俺は、ビッチと噂される学園一の美少女と出会い、カノジョからハジメテの証明をされてしまった。  作者: きたみ詩亜


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第2話 ハジメテの証明。

「──こんなところに住んでるのかよ……。清瀬さんって、凄いんだな……」


 目の前にそびえ立つ、タワーマンションを見上げる。

 まだ築浅だろう、その瀟洒なマンション。


「べつに私が凄いわけじゃないですから。親の購入したマンションに、ただ住んでるだけですので」


 平然とした様子の彼女に連れられ、清瀬の私室へと通される。

 部屋の隅に据えられた、大きなベッドの縁に腰掛ける彼女……。


(──デカいな……)


 着ているブラウスの布地がパツパツになるほど大きく膨らむ胸元に、男のさがで下半身がドクリと疼いた。


「親、夜遅くまで帰ってきませんから、ゆっくりしていってください」

「そ、そうか……」


(み、水がほしい……)


 カラカラに喉が渇く。

 話したばかりの男を家にあげるなんて、やはり彼女はビッチなんだろうか……?


「……同じ学校にいらっしゃるのですから、私の噂のことは、もちろんご存知ですよね?」

「……清瀬さんが、ビッチだっていう話だよな……?」

「私、そんなにビッチに見えますか……?」

「分からないよ……俺、童貞だし……」

「──じゃあ、先輩。私がビッチかどうか、私の体で実際に証明してみせましょうか?」

「し、証明……??」


 そう言った彼女。


 ──清瀬は突如、胸の前で腕をクロスさせたかと思うと、そのまま着ていたブラウスを脱いだ。

 ブラウスの下に隠されていた、ピンクのブラジャーに包まれた大きな胸が露わになる。


「ちょっと?! なに、脱いでんだよ……!」

「私がビッチかどうか、実際にエッチして確認してもらおうかと」

「エッチって、俺とするのか……?!」

「あの、流石にゴム持ってないんで、今からコンビニ行って買ってきてくれますか?」

「……ゴ、ゴム買って来いって……正気で言ってんのかよ……??」

「私も、妊娠はしたくないのでゴムがないなら流石にエッチは無理ですけど、どうしますか?」


 ──ポケットの中。

 未姫とヤる日が来た時のために財布に忍ばせていたゴム。

 今となっては、使い道のないソレ。


「……持ってるよ」

「そうですか。準備いいですね。それでは初めますか」


◆◆◆◆


「はぁ……」


 思わず溜息が出る。

 ほぼ初対面の女の子と、シてしまった……。


 ベッドの上。

 生まれたままの姿をさらした彼女。

 荒い吐息に、裸の胸を上下させている……。


 先ほどまで抱き合いながら、薄い膜越しに繋がっていた彼女の体。

 ──そして、彼女の発言通り、下腹部に伝う初めての証。赤い破瓜の跡。


「……清瀬さん、ホントに初めてだったんだな……」

「これで私が先ほどまで処女だったと、分かりましたよね……?」

「……分かったけどさ……、流石に、ほぼ初対面同然のヤツと、こんな形でハジメテで良かったのかよ……?」

「……あたし、恋愛にずっと興味なかったんです。告白されてもずっと断ってたら、ビッチってデマ流されましたし、それなら、一度くらいなにも考えずにヤッてもいいかなって」

「そうだったのか……」

「……ですが、案外エッチも悪くないですね。あたし、誰とも付き合ったことないですけど、裸の付き合い、これからもしますか?」

「いいのかよ……」

「ええ。ただ、付き合うのは裸の付き合いだけです。恋愛としてあなたと付き合う気はありません。もし、幼馴染の方と付き合う機会があれば、私は無視してその方と付き合ってください」

「流石に無理だと思うけど、分かった……」

「それと、あたしのことは琴葉と呼んでください。先輩のことは……」

「伯人でいいよ」

「……じゃあ、伯人さん、よろしくお願いします」

「ああ。じゃあ琴葉。よろしく……」

「えぇ、伯人さん……」


 そのまま俺たちは再び抱き合い、第二回戦に入った……。

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