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図書館の先住民

無事ゴブリン達を手なずけ、一度玄関ホールに降りた。

1階に図書室があると聞いてきたおばさんが、「とりあえず換気した方がいいわね。」

と言っている。

『わー図書室!やったー・・・って日本語じゃないんだよね・・・』

古―い鍵で扉を開けると、

「ゴブリンを入れるな!!」と、鋭い声。

男の人が居る・・・?でも鍵閉まってたし。

箒を構えて、そろそろと入る。

奥の方で本を読んでいたのは、銅像のフェイサーさんでした。

「なんだ、お嬢さんが今度の持ち主か?なかなか度胸が据わっているようだ。」

と、お褒めの言葉。

・・・昼間っから動けるとなると、誰か来た時困るし・・・言い訳考えとかなきゃ。

う~ん。『フェイサーさん、人間のふり出来るなら、引退した先生で、このお城には研究で滞在しているということでどうでしょう?おじさんの薄い知り合いとかで・・・これなら、図書館の近くの部屋で住んでもらえるし。昼間も図書室来れるし。』

「銅像に部屋与えるなんて、変わった娘だな。まあ、助かる。変に調べられても迷惑なのでね。」

じゃあ、そういう事で。

とりあえず空気を入れ替え、今度は地下へ下りることにした。


フェイサーさん改めフェイサー先生が、「地下に宝物庫があるぞ」と教えてくれたのだ。

これは見に行かない手はない。

小人の一人が付いてきて、その後ろになぜかフェイサー先生と、ちょっと青い顔のおじさんも。

「お嬢さん一人では危ないだろうからね」

ありがたいけど、危ないの?


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