点と点
【・・・あれ?】
そこには誰かの部屋の風景
それも現代の部屋・・・
そしてそこに男性が一人・・・
パソコンの前で動かない。
【なんだこれ?】
声は出ないが考えることはできた。
すると
「パニック!!」
男性が頭を抱えた。
続いて
「着地地点を見つけられないほどのアンコントロール!!」
立て続けに言い放つ
【何をしてるんだ?】
彼に近づくその間も
「いやさ、初の長編もの異世界・・・自分みたいなキャラで物語をとか思ったけどさ、全然違う!!どんどん遠ざかる!!しかもコミカルにした分重厚なところもとか考えて真面目回入れたらぶれる!!あーーーーー!!!!」
頭をかく男性その後ろに立つ
「それで!!ついに!!!更新止まったし!!!なぁぁぁ!!!どうしたら!!!」
男性がふさぎ込んだのでパソコンを覗いた。
すると・・・・
・・・・・
・・・・・
・・・・・「はあ!!!」
ベットから飛び起きた。
そして
「今のはいったい・・・」
今見ていただろう何か・・・
しかし思い出せない・・・・
「うーん・・・ま、いいか」
もやっとした中
考えるとなにかだるい気持ちになるので考えるのをやめた。
そして
昨日起こったことそしてこれからすべきことを考える。
つまりはロッドのこと・・・
彼をこのままにして次のステップには進めない。
リゼとロッド・・・
この旅の通過点なのかもしれない。
でも短い間だが彼らとは共に旅をして
そして大きな壁を乗り越えた仲間なのだ。
その中でロッドだけ切り捨てていくのは・・・
「できない・・・」
彼がいてはじめて壁を乗り越えたと言える
そう思うのだ。
「まずは、情報が必要だな・・・」
考えが小声で漏れる。
それほど思いは大きく強いものだ。
昨日寝るまでいろいろ考えていた。
まずはマナの存在とそれの回復法。
HPとは似て非なるもの・・・
俺が考えたものよりやはり現実は厳しいものだということ。
ゲームの中だとかなりお手軽に手に入る復活の品。
しかし
現実はしっかりと生死の境がシビアにあって
どんな人でも生き返ること
マナの回復ができないということ・・・
手に入れるのにこんなに大変だということは考えてもなかった。
「でもヒントは手に入った」
昨日リゼから手に入れた情報
それと
タブレットに記載された情報・・・
そこから可能性は限られた。
「モンスターの血が唯一の可能性・・・」
神の大奇跡だとか大樹の雫と言われるものは
国宝的な扱いで一般の冒険者でしかない俺では現状かなりゼロに近い。
だがノーヒントながらまだ何かできそうな可能性は感じる。
それは俺が知ってるこの世界の常識と
得られた情報・・・
「血・・なんだよな・・・」
モンスターの血それが大きなカギになっている
俺が遭遇したモンスターには血というものがなかった。
表面的に流しているのはいたが基本ちゃんとした血として吹き出したり
肉体から採取できるものはなかった。
だが、
『特定モンスターの血液を取集また高度に精錬することにより上記と同様の効果を得る』
そのようにタブレットには書かれていた。
つまりは血を流すモンスターもしくは
血をドロップするモンスターが存在しているということ。
そして俺はまだそのモンスターに遭遇していないということ・・・
「そこまでは整理できた・・・問題はそのあと」
『モンスター:?』
この部分・・・
「存在がレアなモンスターかはたまたそのモンスターの血がそのように利用できることが知られてないか・・・」
口には出したが後者は考えづらい
ドロップしたものの使い道がわからないままにしておくわけはないし
ドロップが頻発するようなものをタブレットがあえて
『モンスター:?』
とは表示しないだろう
だとしたらやはり・・・
「はぁ~・・・どのみち困難な選択しないということなんだよな・・・でもレアなモンスターっていったい?」
ゲームではレアモンスターはメタルとかゴールドとか
そんな名前を冠しているが
名前からは血というワードは遠い気がする
だとしたら?
「・・・うーん・・・」
考えた
そして考えるほどそこには危険な香りを感じる。
「上位のモンスター・・・ボスクラスのモンスター・・・」
今までとは別のこの地域の強敵と認定されるモンスター・・・
ボス・・・
「とりあえずギルドでボスや血の出るモンスターについて聞こうか・・・そしてそれなりのいや、相当の覚悟はもたないとな・・・」
巡らせた思案と覚悟を胸に俺はギルドに向かった




