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対山賊

「ヒトマルマル、作戦を始める!!」

「え?なんですか??」

「・・・気にしないでください・・・」

恥ずかしい・・・

ノリでやってしまったからなおのこと

恥ずかしい!!

でもこう・・・

作戦開始!!的な

そんなことをしたかったんです

はい・・・

気を改めて

「ではニックさんはここで待機で」

「はい、わかりました。でも一人で大丈夫ですか?」

「それはもしもの備えというやつで、ヤバいなって思ったら合図しますんで」

不安そうなニックさんに笑顔で答える

「わかりました!気を付けてください!!」

「了解です!!!」

部隊気分を引きずりながら敬礼

ニックさんははてな顔で見送る

トーマスさん情報によると

村を出てすぐの街道沿いにある小さい洞窟を

山賊たちはねぐらにしており

街道に3人

洞窟に2人

というようになってるらしい

簡単にいうと前衛3の後衛2といったところだ

ただメンツは決まってないようで

どこに誰がというのは流動的らしい

そんなこんなでこちらの作戦は・・・

ノープラン!!!

ゲームでもこの手のイベントは正面から行って

片付ける系なので

背後からとかステルス的な行動

そして作戦は苦手なので

前から行く!!

がプランである

それよりもここで大事なのは

身の安全性

危険な時にいくつ逃げる術を持つか・・・

ニックさんが後方で控えているのはかなりおおきい

撤退しやすい環境を作ってもらえるのだ

撤退条件は

対峙した際に力量を感じた場合

数で押された場合

逃げ道の確保が難しい場合

今のところ想定しているのはこのパターンだ

どこでどう転ぶかわからないが

最悪のパターン死ぬことも織り込んで行動しなければならない

「殺されることがない・・・とはいいきれないからな・・・」

小声で自分に言い聞かす

そんなことを決意していると

前方でキョロキョロしている少年が一人

現代で言う高校生ぐらいだろうか?

何となくあどけなさが残る顔立ちをした

髪の毛を束ねた少しヤンチャぽい見た目の男の子だ

・・・

ここはあえて自ら絡まれることで相手を引き出すか・・・

脳裏によぎったので即行動!!

少年の前を横切る

スタスタ・・・

ジー・・・・

通過

・・・・

あれ?おかしいな??

ここは

“おいてめぇ”的な感じがあるはずじゃ??

あれかな、目にゴミでも入って目をつむちゃったかな??

「思ったよりドジっ子なのか・・・もう一度チャンスをあげよう」

体を90度回転させてまた彼の前へ

スタスタ・・・

ジーーーーー・・・・

無事通過

・・・

あれあれ?どうしたのかな???

あれかな、シャイなのかな彼は・・・

「もう一度・・・」

再度90度ターンを決め彼の前へ

その時!!

「おい!!」

キターーーー

「え?」

おとぼけ全開で振り向くと

「てめぇ!!気持ち悪りぃからどっか行けよ!!!」

あれあれあれ?

某推理マンガもビックリなあれあれだぞ??

絡まるところかあっちいけ宣言だ

「あの~」

こちらから声をかけてしまう

「あ!?」

「なんかさ、その~金だせ!!的な?そんなのは???」

「はぁ??マジできもいな!!さっさと失せろ!!」

待て待てきもいっていくらなんでも・・・

まぁまぁ仕方ないここは大人な俺から

「いやいや、俺ひとり!ね?」

子供でもわかるアピール

「おっさん!誰かにかもってほしいなら他所いきな!!」

「いやいやいや!!かまってほしいっていうか・・・」

「あー!!もう!!うぜーよ!!どっか行け!!オヤジ!!」

カッチーン!!

「はぁん!?てめぇ!!!下手に出てりゃいい気になってんじゃねーぞジャリが!!!」

少年の胸ぐらをつかむ

・・・

結果

【逆に絡んじゃいました!!てへぺろ♪】

「てめぇ!!はな・・せ!!」

少年がじたばたしているうちに

「「どうした!?」」

残りのメンツ少年2人が出てきた

騒ぎが大きかったためかすでに臨戦態勢

「おっさんなにしてんだ!!」

一人がかけてくる

その時

俺の頭の中では

ある動画でみた

ブルース・リー直系のお弟子さんによる(直系大切!!)

対多人数の戦闘術を思い出す

まずは視野に敵を補足

そして距離感を保つ・・・

さらに俺はここに独自のエッセンスを!!

手数少なく無力化!!

その思いと同時に体が反応

まずは山賊A(仮)をそのまま向かってくる山賊B(仮)へぶつける

山賊A(仮)はたたらを踏みながら山賊B(仮)に当たる

その山賊A(仮)の背後を蹴り2人を倒す

ドサ!!

山賊A(仮)を上に

倒れた二人に対して

山賊A(仮)には腹部めがけて蹴り上げて

山賊B(仮)には頭部にパンチを打ち下ろす

A(仮)は悶絶しB(仮)は気絶した

「ドントシンク!!フィ~~ル」

山賊C(仮)を威嚇

あっという間の出来事だったようでC(仮)は

怯えて後ずさる

まずい!!

仲間と合流されては面倒だ!!

そのままC(仮)に走っていく

するとC(仮)はナイフを振りかざした

「あぁぁぁ!!!」

ナイフを振り下ろしてきたが動きが大きく

たやすく盾ではじけた

ガン!!

音とともにC(仮)は体制を崩す

すかさず左手で相手の右腕をつかみ

シールドを持った手を相手に押し付けてそのまま刈り倒す

俗にいう大外刈りの変形だ

するとC(仮)は受け身がとれず背中を強打

あえなくC(仮)も悶絶した

3人とも動けなくなったのを確認してすぐにニックさんを呼ぶ

「ニックさん!!」

おおきなアクションで呼び寄せる

「タケシさん!!すごいです!!!」

ニックさんが走ってこっちに来る

ある程度距離が詰まるのを待ちすぐに

「ニックさんこいつらをお願いします!!」

「え!?」

驚いているニックさんをよそに

残り二人の山賊のもとに向かう

残りは女性・・・

侮ってはいけない

そして逃がしてもいけない

なぜならまた仲間を集められたら面倒だからだ!!

洞窟に火が灯ってる

駆け寄るとそこには2人の女の子

俺の姿を見ると

「くるな!!」

ナイフを構えて固まっている

その手は震えており

2人ともひどく怯えている

うーん、手を上げるのはかなり気が引ける

「君たち」

ビク!!

2人の体が跳ねる

「武器を下ろして抵抗しなければ手荒なことはしない」

「「・・・」」

2人はまだ構えて固まってる

盾を下ろし手を上にあげて空であることをアピール

「攻撃しないだから武器を下ろしなさい」

再度警告した

かなり危険だがさっきのC(仮)の動き

さらにこの2人も怯えてるということは素人・・・

手練れとされた奴は先に倒したどちらか、もしくはどちらとも

情報通りなら警戒すべき相手はいないとみていいだろう

それになにより中学生か高校生ぐらいの女の子を

攻撃するのは今時点でできない・・・

すると一人の女の子がかけてきて

「リディアは逃げて!!」

もう一人の女の子にいいながら向かってきた

ナイフを正面に持ち突いてくる

「ちぃ!!」

視界に入っているので動き出しには対応できた

身をよけて向かってくる女の子の背を押し

前方に倒す

勢いでナイフは飛んでいく

「マリア!!」

もう一方の女の子が叫んでいる

その子も構えて向かってきそうなので

しかたなくマリアというこのところに行き

「リディア、この娘を助けたいならもう抵抗しないでくれ」

マリアを立ち上げて首に腕を回す

「リディア・・・逃げて・・・」

・・・なんか俺の方が悪人じゃない??

そんな思いとは裏腹に

「わかりました・・・マリアを傷つけないでください・・・」

リディアも武装を解除しておとなしくなった

はい!俺悪人!!!

そうして無事に?2人を確保してニックさんのところへ

「タケシさんその娘ら・・・」

「うん、山賊の一味」

「そうですか!無事に山賊たちを捕まえましたね!!」

そういってニックさんは少年たちを縄で縛り拘束していた

そのまま女の子二人も縄でつながれ

今回の作戦は終了した


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