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死の痕跡3
ラルズス様は第三妃様の元にお生まれだ。
ルートラン様と、キーリム様の弟君だった。継承権は五位。
たしかに、ランドルフ様とリドムンド様に何かがあれば、継承権を狙える立場にはなる。だとすれば、もっと怪しい人物が必然的に浮かびあがって来てしまう。
顔を見合わせた。ウィリエール様も同じことをお考えのようだ。
「それでは、お二人のことを探ってみます」
と私は暗に告げる。
「気をつけてミリア。君の中には、僕の魔法が眠っている。何かのときには、きっと助けてくれると思う」
ウィリエール様はそうおっしゃった。




