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第十王子との人違い一夜により、へっぽこ近衛兵は十夜目で王妃になりました。  作者: KUMANOMORI


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第一王子への襲撃4

 バタバタと王子や近衛兵たちが倒れていくのは、なぜだろう?


 何か陰謀めいたものが働いているようには思う。

 少なくとも、矢を放ってきたのは使い魔ではなかったのだから。


 矢が飛んでくる前に、身体に痛みを感じたのを覚えている。まるで突き刺すような感覚だ。もし、矢が突き刺さっていればその痛みを誰かが感じていたに違いない。


 あの感覚のお陰で一歩先に動けた。


 あんな感覚は初めてだ。


 以前ライオネル様に無理やり組み敷かれたときに、炎がほとばしったのを思い出す。私の中に、ウィリエール様の魔力が宿っているから?


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