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第十王子との人違い一夜により、へっぽこ近衛兵は十夜目で王妃になりました。  作者: KUMANOMORI


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追想の八夜目2

 キリムド様のお部屋だ。

 幻覚剤を持ち込まれたのはランドルフ様だったけれど、幻覚剤を上手く利用していたのは、キリムド様も同じだった。


 ベッドサイドの椅子にいらっしゃるキリムド様は私の姿を見て、一言。


「三年ぶりだな、ミリア。私のことを覚えていなかったなんて、随分だ」

 ウィリエール様のお姿をしているけれど、キリムド様にかわっているときには瞳のお色がルビーレッドに変わる。


「当時は野ネズミのお姿でした。フロスティン国では野ネズミもお話になるのか、と思っておりました」

「そんなわけがないだろう。国外のことを何も知らなかったのだな」


 キリムド様は私に手招きをして、自分の元に来るようにしめしてくる。

 同じように私を呼び寄せたランドルフ様はその椅子の上で、絶命なさっていた。


 まだ床や絨毯には、その血痕が残っている。


 戸惑っていたら、キリムド様が立ちあがり、手を取って来る。視線が合えば、約束をしたはずだよ、とキリムド様はおっしゃった。


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