表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【連載版】悪役令嬢は、偽聖女と踊らない~婚約破棄から始まる溺愛スローライフ~  作者: ラズベリーパイ@天安門事件


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
10/84

恥ずかしい秘密

 衝撃!

 この美少女は死んだかもしれなかった、私の婚約者のロジェンだったのだ!

 感動の再会が、今、ここに!


「……私の婚約者であるロジェンは、男性であったはずです」


 私はそう、どうにか言葉を返すとその目の前の抱きついている少女は、


「うん。でもボク、今、女の子になっちゃいました!」

「いえ、そんなにコロコロ性別は変わるようなものではなかったはず」

「う~ん、でもこうなっちゃったし?」


 そう返してくる彼女に、あまりの超展開に私の頭はついていかない。

 だって、すごく心配したのだ。

 幼馴染であり婚約者であり、兄弟のように近い王子だったのだ。


 それが突然女の子として現れたと?

 明らかにおかしい。そうなると、


「貴方、偽物ね。そうとしか思えないわ」

「酷いな~……わかったよ、リリーの恥ずかしい秘密を、今ここでハルトにも教えちゃお~」

「……まずは私にこっそり教えてください」


 何となく不安を覚えた私は、そう問いかけると、彼女は仕方がないな~、と言って私の耳元で教えてくれた。

 私の中で眠る暗黒の記憶を!

 間違いない、これを知っているのは……。


「ロジェンだわ。間違いなくロジェンだわ」

「分かってもらえて嬉しいな~」


 などという彼女に今度はハルト王子が、


「だったら俺の恥ずかしい秘密を言ってみろ。……ただし耳元でリリーに聞こえないようにだ」

「仕方がないな~、わかったよ」


 そういって私から離れていきハルトの耳元で彼女がささやくと、ハルトの顔色がさっと蒼くなった。


「ど、どうしてそれを……」

「気づかれていないと思っていたのは、ハルトだけ!」

「……ロジェンだ。間違いなくロジェンだ」

「ようやく二人とも納得してくれて、ボクは嬉しいよ!」


 そう、この中でただ一人元気なロジェンが、そんな風に言ったのだった。





評価、ブックマークありがとうございます。評価、ブックマークは作者のやる気につながっております。気に入りましたら、よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ