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第29話 東峠

短いです。

『ここまでくれば大丈夫だろう』

東峠の最高地点を示す碑の脇でセインがつぶやく。


『それにしても、こんな大きな岩、どこからもってきたんだろう』

シャールカが碑になっている岩の大きさに呆れている。


『元からあったんじゃないの~♪』

ロックは相変わらずである。


山を切通にしたような谷になっている街道に、不自然なほど大きな岩が横にあるのだから、確かに変である。

『この岩の裏にダンジョンがあったりして・・・』

波高が冗談で岩の裏に回り込み、岩の裏側に触ると・・・。

次瞬間、碑になっていたはずの岩が忽然と消失した。

<<???>>

そして、何から洞窟の入り口を発見した。


『これは入ってみるしかないだろう・・・』

4人は洞窟の中に入っていった。と同時に消えていたはずの岩が復活したのか入り口がふさがってしまった。


『しまった!罠か!』

セインが叫ぶ。


『中に行くしかないということでしょうねえ~』

ロックは悟ったように中に歩き始めた。他の3人も後についていく。しばらくすると、照明のついた通路に出た。


『これは・・・』

そう、これは討伐基地の通路そっくり通路であった。


そして、波高は床に見覚えのあるマークを見つける・・・。

『これって・・・』


それは、ファンタジーでおなじみの魔方陣であった。

『なんでこんなものが・・・』


とりあえず、魔方陣の書かれている中心に立ってみたが、何も起こらない。セイン、ロック、シャールカは怪訝そうに波高を見ている

『ウェブハイトさん、その紋様になにかあるのですか?』

セインが口を開く、

『わからない・・・』

波高はつぶやいた。


・・・


更に進んでいくと大きな空間に出た。何か大きな物体がいるのはわかったが、暗くてよく見えない。


波高が入り口わきの壁に手をあてるとスイッチがあった。思わず入れてみると、空間に照明がついた・・・と同時にここにある巨大な装置があることを発見した。

<<なんじゃこりゃ~!!>>

4人の声が揃った。

しばらくして再起動した4人は装置の周りを調べ始める。

装置には、操作するような部分は見つからなかった。

ただ、波高は変な紙切れを見つけた。


瘴気封印装置試作品


紙切れには日本語で、それだけが書かれていた。もしかしたら、他にも何かあるかもしれないと思ったが、何も見つけることが出来なかった・・・。


どこにも出られそうにないので、元来た道を引き返す。岩のところに来たところで波高が岩に触ると・・・岩が消失した。

4人は慌てて外に出る。幸い、見える範囲には誰もいなかった。そして振り返ると、巨大な岩が何事もなかったかのようにそびえたっていた。

<<???>>

波高が、もう一度岩が消えるか試そうとしたとき、

『なんとしてでも捕らえるだ!!』

キニシアの街からやってきた兵の声だった。

『とにかく、早くアンクス王国に行こう』

ロックの言葉に、皆が走り出す。少しアンクス王国側に入ったところで岩陰から様子をみると、ローマン王国の兵の姿が見えた。

『危なかった』

ロックは思わずつぶやいた。


さすがに、アンクス王国側に入ってくるのは問題だと思ったのか、兵たちはしばらくして引き上げていった。


(いったいあれは何だったんだ・・・)

波高は、謎の装置のことを悩んでいた。

瘴気封印装置試作品・・・なんなんでしょうねえ~。意味なくあるわけ・・・。しばらく出てはきませんが・・・。

2022/3/15 誤記修正

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