【おまけ】登場人物の補足
【トニック】
王都のメインストリートにあるケーキ屋『パンドラ』の絶対的エースのパティシエ。天才。天才だけど、パティシエ以外のことは、人より上手くできない。
フレッドと一緒に店をやってて、パティシエ大会の初代優勝者。優勝してから人生変わった。マリンダとは話したことはないものの、大会を開催してくれた人なので恩人だと思ってる。
天才的な腕前をもつが、店の経営センスはない。フレッドがいなければ、金銭的にすぐに店は潰れてた。それに、売上を高くするには、という発想がない。ただ、皆が笑顔になれるケーキを追求しているだけ。社長とかには向いてないタイプ。自分の作りたいケーキを作れる環境があれば満足。
フレッドを信頼しているし、パティシエを辞めたくなる事は無いため、フレッドとずっと相棒としてやっていくことであろう。
賄賂を行ったパティシエが失格になった時、トニックは無関心であった、というどうでもいい設定。「そういう人もいるもんだな~」とのんきに思ってた。それよりも、フレッドの爆笑姿がレアなため、覚えている。
【フレッド】
『パンドラ』の店長。トニックの腕前に惚れ込み共に店を出すことにしたが、トニックの経営感覚の無さに「あ、これ俺がしっかりしないと駄目だ」とすぐにさとった。
常日頃から、売上とかコストとか、新作のケーキとか、一年後には……とか、店の経営&将来のことを考えてる。トニックと共同経営という形だが、ほぼほぼフレッドが経営者みたいなもの。
フレッド自身もパティシエとしての腕前は良いのだが、隣に超絶天才がいるため、自分は大したことがないと勘違いしてる。トニックに任せると大変なことになるので、部下の育成もフレッドが担当している。
過去に賄賂で苦い思いをした経験(王家御用達のための賄賂)があり、賄賂やズルをすることに殺意を覚えている。
賄賂したパティシエが失格になった時、死ぬほど笑った。「ざwまwあwwww」と言ったらしい。トニックが一生忘れないほどの笑顔をみせる。
トニックが王子の結婚式ケーキを断ったら、王都から追い出されるか、店を辞めさせられると考えており、準備をする。結果としては、これからも店にいれるためハッピー。
【ヘーゼル・フェンディ】
マリンダの友達。フェンディ伯爵家の長女。未婚であるが、今は事業が上手くいってて仕事三昧なため、結婚する気配がない。仕事人。キャリアウーマン。
マリンダとのちょっとした会話がきっかけで、バラの香水をつくることにした。商品化までに困難があったが、ガッツで乗り越える。ちなみに、バラ香水の工場長もまた、マリンダを通じて知り合った人であり、その人のおかげで香水のノウハウができたため、マリンダ様々である。
フェンディ家も、長女のおかげでバラ園(観光地)だけではなく、香水も領地名物に加わり、だいぶ儲かっているためウハウハ状態。急激に化粧品関係の研究が進んでいく。
好きな人ができたというふざけた理由で婚約破棄した王子のことが嫌い。結婚式に招待されたが、テキトーに仕事を理由にして行かなかった。王子が最低なことをしたと考えているため、スカーレットと王子だったら、断然王子のほうが嫌い。敬えないレベル。スカーレットのことは嫌いまではいかないが、好きでもない。
【スカーレット・ハワード】
王子と結婚した。将来の王妃。
出会ってお互い一目惚れ→王子求婚する→一度は断る→王子、マリンダと婚約破棄する→改めて求婚&婚約者になる
と、意外にも誠実な段階を踏んでいる。スカーレットが正式な婚約者となるまでは王子とキスもしてなかった。
生まれて初めての恋&一目惚れをしたために、舞い上がってしまった部分がある。
伯爵令嬢としては問題ないが、将来の王妃の壁はあつかった。王妃になるための教育が予想の10倍厳しかったことに打ちのめされた。
持ち前の根性と覚悟で、だんだんと皆に認められていく。最終的には、なんとか王妃としての最低限のレベルはクリアでき、無事に王妃として国王を支えていく。
ただ、マリンダを慕っている令嬢や婦人は多いため、女性からはあまり好かれない。性格は悪くないが、人の婚約者を奪う女というレッテルをはられてしまい、女性達から微妙に距離を置かれてしまう。(マリンダが我儘だから婚約破棄されたという噂は、基本的にマリンダを嫌っている男性が中心。女性はスカーレットの方を悪くいう人が多い。)
【マリンダ・アーネスト】
長い間王子の婚約者としてやってきたのに、いきなり婚約破棄された。
気が強く意見をすばすば言う性格なため、王子からは距離を置かれていた。マリンダも王子の優柔不断な部分が好きではなかったため、婚約破棄?あんたバカなの?もう、別にいいや。って感じだった。特に王子やスカーレットを恨んでない。
人脈がとてつもなく広いため、それを駆使し、自ら新しい結婚相手を探す。めでたく隣国の第三王子(マリンダの好みドストライク)と結婚する。自分で勝手に幸せになっていくタイプ。放っておいても大丈夫。
ケーキが大好きで、大会を開かせた。賄賂をしたパティシエを無慈悲なほどに即刻失格にした張本人。ちなみに、新聞社にも雑誌を発行してくれるよね?と軽く(本人としては軽く)圧力をかけた。婚約破棄されてからは忙しくなってしまい、大会を開催することが出来なかった。結婚したら隣国に行くため、友人のヘーゼルに大会を任せることにする。
王子からは我儘女だと言われたこともあるが、全く気にしていない。実際、我儘でもある。ただ、マリンダの我儘によって、良い方向へ向かった人達もいるため、短所でもあり長所でもある。周りの人達を巻き込んでいく才能があるため、有能な令嬢。
【アレン王子】
マリンダを婚約破棄した王子。
王子としての能力はあるのだが、好きな人と人生を共に送りたいというピュアな一面が今回裏目にでた。
マリンダと婚約していた時にスカーレットとキスなどの行為は決してしていない。そこらへんは、さすがにマリンダへの義理を通しているつもり。
でも、マリンダの今までの時間を無駄にさせてしまったので、マリンダを始め、アーネスト家に逆らえない。両親に相当怒られ、特に母親からは冷たい目で見られるようになった。
マリンダのことを我儘だと思ってるし、本人にたいして言ったこともあるが、まるっと無視される。どちらかと言うと控えめな女性が好みなため、やっぱり相性は良くなかった。
次期王になれない可能性も承知で婚約破棄。しかし、アーネスト家の意向もあり賠償金で済んだ。
王になることができ、愛するスカーレットと一緒になれて、ハッピー。
かと思いきや、ハッピーでは終われない。
スカーレットが貴族令嬢&婦人になかなか好かれない問題に長年悩まされる。
なんとか仲を取り持とうと努力するが、女性からの支持がすごいマリンダは超えられない。ようやく、マリンダの人脈の広さと慕われている人柄を実感し、偏見的であった自分を反省するとかしないとか。
これで完結です。
明日、番外編を更新します。




