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共鳴連鎖  作者: 千尋
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出会ってみる

 香りを感じる。香水の臭いだ。静かに近づいて来ているのは、女なのだろうか? だが、今そんなことはどうでもいい。これから、どうするか?接触は、避けたい。私は自然な動作を装い、そこから動きはじめた。気配が先ほどよりもはやく近づいてくる。精密な接近から、徐々に雑さが現れる。油断しているのだ、間違いないッ!!私は地面の石を素早く拾って振り返る。威嚇してやることに決めたのだ。

  


 今日も私は、迷い人を発見した。父の話によると彼等は、異世界から漂流中なのだという。信じられるだろうか?そして、彼等を保護しもとの世界に返すのが私たち家族の職務という。

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