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第十四章 それでも恋するチューリップ

そろそろ完結・・・かな?

そして、すこーしだけガールズラブ要素注意です。

「え、本当なの?」


 部屋に帰るわけにもいかず、とりあえずカフェに戻ってみるとまだベロナちゃんもシレネちゃんもいた。

 そこで、私は全てをシレネちゃんとベロナちゃんにぶちまけた。


「そうなのね・・・。」

  

 シレネちゃんは神妙な顔をしながら、私を見つめた。


「思いっきりふられたって感じ?」

「・・・答えは・・・聞いてないけど・・・普通にノーだと思います。」

「そう。じゃあ、遠慮なしで行くわ。」

「はっ?」


 はっ?


「ねぇ、僕と付き合わない?」


 急に色っぽい顔になったと思ったら変なことをいいだした。


「本気ですか?」

「ええ。もちろん。」

「無理です。」


 なんとなく。


「ええ~!こんなイケメンなのに~!!」


 さっきとは打って変わって明るい声をだしながらも、流し目はやめない。


「なにがダメなのよ。全部なおすからさ。言ってちょうだい。ね?」

「・・・・いや、なんとなく。」

「そんな理由で!?」


 いや、本当に。


「あてつけでもいいのよ。ダメ?」

「ファンクラブの方々に殺されるので無理です。」

「む~!結構気に入ってたんだけどなー。」


 頼むからその流し目やめろ。


「・・・・ね、じゃあ・・・私と・・・偽物でもいいから恋人やってくれない?」

「ベロナ!」


 ここで急にシレネちゃんが流し目をやめ、ベロナちゃんを見た。


「なにいってんのよ!そんなんじゃベロナが傷つくことになるわ!」

「それでもいいから。」


 うわー!怒涛の展開。


「お願い。一週間だけでもいい。恋人同士になってみたいんだ。手を繋ぐまででいいし、一緒に出掛けるだけでいいから。友達として接してくれていいから。」

「え、いや・・・・。」


 どうしろってんだ・・・・。


「一生のお願い!!!ね?」

「え、はい。え?」

 

 あ。


「やった!!ありがとう!じゃ、明日からよろしく!!」


 やば。


「ベロナ!!やめなさい!!そんなこと!!」

「お気に入りがとられて悔しい?それ、私がこれまで味わってきた思いだから。忘れないでね。ベゴニアちゃん大好き!!」


 ひえー!てーへんだ!!てへーんだ!!!うわー!何気にシレネさん私のこと睨んでない!!?こわっ!!


「ベロナ・・・!!!」

「あはは!ごめんねシレネ!この一週間で・・・絶対・・・!!」


 そういうと、ベロナちゃんは私を軽く抱きしめ、私の手を掴み外へと連れ出した。



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