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オレにとってのFFはⅤで終わってる。
これは話の掴みで言ってるんじゃなく、ほんとにやり遂げたのがⅤまでで、次のⅥは攻略途中でフェイドアウトしたという話。その理由だって“好みの問題”で、だから製作したスクウェア(エニックスとの合併前当時)に文句なんてあるわけがない。
とはいえ、好みが合わなくなってきたくらいだから、やはりというか、さらに次作のⅦもますます好みから離れていくわけで……結局は買いもしなかった。
この時の理由は、ハードがファミコンから初代プレステに切り替わり(子供にハード買う資金力なんてないって!)、そしてなによりゲーム内容がSFになってしまったから。
あ、これはちょっとグチになるか(苦笑)
いやなんて言えばいいんだろ。
まあ、とにかく、自分の目に映ったⅦは、
・ファンタジー要素も残してあるよ。
・タイトルも引き継がせたよ。
というだけの別物ゲームだった、てことで。そう見えたんだから、しゃーないじゃん!
だもんで、発表されたⅦの内容を知ったときは、ほんとうに不思議に思ったもんだ。
なんでタイトルをFFにするのか?
単純に新作発表でいいじゃないか?
とね。
マジで、クレームじゃなくて「なんで?」だったんだ。いやほんとに。
自分からみた当時のFFは、すでにVである種の到達点に立ち、RPGとしては“やりきった感”があった。
だからⅥが発表されても、Ⅴとの違いをさほど感じないせいかワクワク感が湧いてこないし、それでもプレイしたのは「ここまで続けてきたから」というプライドというか意地というか、ぶっちゃけ惰性みたいなもん。
もう、オレにとってはプレイ途中でフェイドアウトするのは必然だったわけだ。
そうなんだよ。
あえて言うなら、当時のスクウェアは、そろそろ新たな作品を世に出すべき時期にきていたんじゃないか(オレ視点)。
つまりオレの中ではもう、FFに満足し、FFが終わりを迎えていた――そういうことなのかもしれん。今思えば、だけど。
そんな中での新ハード『プレステ』の誕生で、追従するかのような「そっちに移行します」というⅦの発表だったわけ。
マジでガッカリしたね。
大学時代にようやく手にしたスーファミを使い込んだ感覚がないのに新ハード移行だぜ。ゲーム内容も機械文明バリバリのSF世界だし(くどいようだがオレ視点)、不格好なカクカクしたポリゴン・キャラもピンとこない。正に「名前だけFF」にめっちゃ気がぬけてしまう。
ああそうか――――、と。
『オレのFF人生』が幕を下ろした――そういうことなんだと感じちゃったんだよな。ひじょうに寂しく。まったくもって勝手な話ではあるけどね。
振り返れば、もったいないと思う自分がいる。
Ⅶの評価は高いし、そのあとのナンバリング・タイトルもすごく面白いゲームだったのだろうから。
けれどもオレの中にある「FFじゃない感」が邪魔をして、どうしても買う気にならなかった。じゃあ、タイトルさえちがえば買ったのかというと、言葉に詰まっちまうけど(苦笑)。
そうなんだよな。
タイトル変えてもなー。
なら、オレにとってのFFってなんだ――?
童心にかえって? 昔の感じでオレ書きしてます。年食ってからは謙虚ですよう。




