花咲く僕と君 3
ご飯を食べ終わり、サークルの勧誘ブースまでやってきた。
そこは広場のようになっていて、芝生に座ることもできる。
「あれかな?」
「あれだね」
「なんか、人がいなくて行きずらい。」
「さらっと説明聞くだけでいいんだけどな。」
「「うーん」」
アルティメットブースの人の少なさに戸惑う2人。
実際に人は居るのだが、全員がユニフォームを着ている。
つまり、勧誘側だ。
新入生らしき人は0人である。
約10人の勧誘者たちの中に行く勇気は2人にはなかった。
「とりあえず様子を見よう」
ブースが見える位置に腰を下ろし、アルティメットのビラを取り出す。
しばらくビラを見ていた哲也が口を開く。
「チーム名…なんて読むの?」
「Honey Blossom」
「どういう意味?」
「はちみつ、、、の花が咲く」
「かわいい。」
合ってるかは知らないけど。
だがユニフォームを見た限りかわいい系。
ブースの人たちはピンク色のユニフォームを着ている。
そんな話をしていると、なんとピンク色のユニフォームを着た3人組が
こちらにやってきた。まじか。
「おい、哲也。ユニ着た人がこっち来るけど。」
哲也はパァっと顔を輝かせ、
「やった!!計画通りじゃん!」
「え、計画通りだったの?」
そんなこんなで僕達の目の前まで来たユニフォーム3人組。
「新入生?」
「はい!アルティメットですよね!
興味あったんですけど、ブースに行きずらくて見てました!」
哲也がにっこり笑いながら答える。
そんなこと言うなよ馬鹿野郎。
興味あるなんて言ったら、熱く長く語るぞ。この人達。
「まじで!やったー!ブースおいで!」
ほらみろ。




