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花咲く君と僕 2
4月
受験勉強はほどほどに、晴れて志望する大学に入学できた。
今日は入学式である。
ありえない量のサークル・部活勧誘のビラをもらいながらも
入学式会場に入る。
自分の学科の席に座っていると、横に赤髪の男が座る。
おぉ。派手髪。
するとその男はパッとこちらを向き、
「よろしく!同じ学科!石丸哲也って言います〜」
派手髪。意外とふんわりした話し方。
「あぁ、うん。申渡雪弥です。いいね、その髪の毛。」
「ほんと?先週染めたばっかでさ、似合っててよかった。」
いいなー、俺も染めよう。
入学式が終わり、哲也とご飯を食べることにした。
髪の毛が影響してか哲也はバンド系によく誘われる。
「全然、音符読めないんだよね~。運動したいし。ゆっきはどんなビラもらったの?」
「運動系とボランティアかな。」
「見せて~。あ、アルティメットだ。これ高校の時にやったんだよね~。」
「最近多いよな。俺もやったことある。」
そういえば、大学は違うけど、高校の友達が大学入ったらやるって言ってたな…
アルティメットがある大学なのかな。
そんなことを考えていると、哲也が急に、
「ね!アルティメットしよ!見に行こう!やりたい!」
と言い、キラキラした顔で俺を見てきた。
正直、僕は興味ない。
でも暇だしいっか。
「うん、いいけど。蕎麦食べてからね。」
「そうだね!」




