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一家  作者: 大和香織子
第一章 被害
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次男


 親父が家に帰ってくるなりパソコンをいじるんですよ。


 それが続くしこの頃肌の艶が良いと思ったので、何かあるなと思い親父のパソコンを調べたんですよ。


 そしたら卑猥な画像が沢山ありましたメールをチェックしてみたらそこに張り付けてあったので、全てをコピーして母以外の皆に見せたんです。


 親父完璧に騙されてるわ…とそう思ったんです。


 で、皆に見せたら兄は自分の名前を使った事に怒っていました、妹は画像が気持ち悪いと言って途中で見るのをやめたんです。


 それで、兄と見ていましたが余りにも量があるので、もう一つコピーしてから各自、部屋で見ることにしました。


 初めは胡散臭いとしか思いませんでしたが、見て行くうちにその文章の内容に魅かれ始めたんです。


それで、親父は騙されてなんかいないと心がそう変わり始めたのです。


 楽しそうにメールのやり取りをしている父親のメールを見て行くうちに自分もその人と知り合いたいと思うようになりました。


それで、その人にメールをしたら、既に兄までその人とやり取りをしていることが分かりました。


で、段々皆で仲が良くなりだし、4人で実際に会うことになったんです。いや~初めて会う時は緊張しましたよ。


 だって、ネットで思われている自分と現実の自分にギャップがありすぎたらどうしようとかって心配でした。


 その人はネット上よりも本物の方が良かったです。キラキラ光っている感じでした。

 それからは、飲みに行ったりしました。


  次第に家に住むようになって行きました。


 妹はその人が信じられなかったみたいでその人が購入したマンションをプレゼントしてもらったというのに、すごい剣幕で怒りはじめました。


 結局そこには住まずに、他の場所に部屋を借りました。


 自分が妹の立場だとしたら、なんて俺は恵まれているんだろうと思いながら、有難くそのマンションに住まわせてもらいますけどね…。


そして妹の部屋はその人の部屋になりました。ずっとリビングで寝てもらっていたので一安心でした。


 その人がうちに来てから、家じゅうが凄く明るくなったんですよ。人柄のせいもあるんでしょうかね。

 

本当に魅力的なんです。

家でも厭らしい格好をしたりしますが、ただ母がいない時限定ですけどね。



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