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校長と夢と空間と

すんません、個人が多忙を極めてるので超短いです

 教室に戻るともう皆解散した後で残っていたのはミカだけだった。

「もう大丈夫なの?」

「大丈夫だよ。ただの魔力切れだから」

 さすがに校長との魔法訓練は先生にすら外に出したくらいだからミカに伝えてはいけないレベルなのだろう。

「そう? それならいいんだけど……」

「心配かけてごめんな」

「気を付けてね、ジュン」

 普段、アホの子のミカにそんなキュンとされるようなことを言われるとは思っていなかったのでちょっと恥ずかしい。

「それよか、食堂行こうよ、ミカ」

「うん、そうだね」

 ミカを食堂へと誘い、話題を切りながらも俺は考える。

 どうやって、そしてどこで練習するんだ……


 夕食をミカと食べ、部屋に戻ったらエルはすでにねる仕度を終えていたので、とりあえず俺も寝ることにする。

 何か、練習する場所とか決まったら連絡が来るだろうし…… 今日は酔ったから早く寝よう……


「おはよう」

 声が聞こえ、目を開けるとそこは何もない白い空間、いやそこにいる一人の老人を除いて何もない空間が広がっていた。

「ここは……」

「ここはきみの夢の中の空間じゃよ」

「あなたは校長先生ですか?」

「いかにも、わしは校長じゃの」

「夢の世界ってどういうことですか?」

「今日のこと、いや正確には昨日じゃの、練習するという話をもう忘れてしまったかの?」

「いえ…… 覚えていますが……」

「その時、君はどこで練習するか不思議に思わんかったか?」

「思いました」

「じゃろ? そこでわしの魔法が登場じゃ。わしはな、全世界で数人しか使える者のいない『夢喰い』という魔法を使えるのじゃ」

「夢喰い?」

 そんな魔法聴いたこともない。

「そうじゃ、種類で行けば呪属性じゃの」

「呪ですか?」

「そうじゃ、わしは風が最も得意じゃが呪も昔はよく使う機会があっての、成長してしまったのじゃ」

「それで夢喰いってのは……」

「互いにそれなりに面識のある相手の夢を奪って、自分が見せたいものを見せたり、相手の意識だけを自分の作成した空間に閉じ込める魔法じゃ」

 それってかなり危険なのでは…… 相手にショックを与えたり、昏睡状態にさせたりと用途は広いと思うのだが……

「今や危なすぎて人類が意図的に消し去った魔法じゃ。それに一応対抗魔法も存在するからの」

「はぁ……」

「まぁ要約すれば、今はわしが君の生殺与奪を握っておるということじゃ」

 要約が過激すぎると思うのは俺だけだろうか。


「さぁて、今から地獄の特訓といこうかの……」

 ヒャヒャヒャと笑う校長、まじで死ぬかもしれない、そう思った。

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