泡沫の手紙(改稿版)
港町で育った雪巴(ゆきは)は、三分だけ見て一行書く癖で心と現場を整える。首都の綴じ工房で、赤い〈もどる矢印〉と「提出前点検」を広め、数字で流れを整えるが、役所の通達と査問、夜の星桟橋の混乱、そして故郷に残る“影”が道をふさぐ。砂時計の砂が落ちきる前に、彼女が選ぶ次の一手は――。
第一章 窓の風
2025/08/15 17:00
第二章 放課後の問い
2025/08/15 17:00
第三章 図書室の港
2025/08/15 17:00
第四章 灰の季節・壱
2025/08/15 17:00
(改)
第五章 灰の季節・弐
2025/08/16 17:00
第六章 灰の季節・参
2025/08/16 17:00
第七章 灰の季節・四
2025/08/16 17:00
第八章 時の布の工房(旧街区)
2025/08/16 17:00
第九章 合同発表(工房組合)
2025/08/17 17:00
第十章 通達の朝
2025/08/17 17:00
第十一章 三分会議の運用
2025/08/17 17:00
第十二章 白のちがい
2025/08/17 17:00
第十三章 手引きの骨組み
2025/08/18 17:00
第十四章 査問の日(時間庁)
2025/08/18 17:00
第十五章 断絶の儀
2025/08/18 17:00
第十六章 橋の夜
2025/08/18 17:00
第十七章 風の方角
2025/08/19 17:00
第十八章 星桟橋へ(帰郷)
2025/08/19 17:00
第十九章 三分の教室
2025/08/19 17:00
第二十章 過去の自分に
2025/08/19 17:00