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君の魔法が僕の世界を変えていく。  作者: 月島
第一章 恋と魔法と始まりの日々
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プロローグ 親愛なる小さな魔法使いへ

 親愛なる小さな魔法使いへ


 

 ——昔々、イギリスには「魔導士」と呼ばれる魔法使い達がいました。


 彼らは、魔法という不思議な力を使い、動物と話したり誰かの願いを叶えたりしながら、楽しく穏やかに生活していました。


 しかし、戦争が始まると、魔導士達は敵国を殲滅するために利用されるようになったのです。

 誰かを笑顔にするための魔法は、誰かを傷つけるための力に代わり、多くの人の命を奪いました。

 しかし、それと同時に、多くの国民の命を守ったことも事実です。それなのに……イギリスの人々は、魔導士を恐れるようになりました。

 やがて、魔導師の命を奪う魔導師狩りが始まり、多くの魔導師が命を落としました。


 それを止めるために、1人の魔女が立ち上がりました。

 彼女は、イギリス政府直属の魔導士狩り専門組織……Line of defense against magic──通称LODAMという組織の長官と交渉し、魔導師狩りを終わらせました。


 その後、イギリス政府との約束で、武力を分散させるために、魔導士達は世界中に散らばります。

 世界中の多くの人々は、魔法という力を怖がり、魔導師達を言葉や暴力によって傷つけました。


 多くの魔導士が泣きました。多くの魔導士が苦しみました。

 これから先も、そんな日々が続くかもしれない。でもね、忘れてはいけません。


 魔法は、人を笑顔にするものです。


 魔法を受け入れてくれる人もいるのです。


 だから、全てを拒絶しないで。私の愛しい小さな魔法使いさん。

 あなたの世界は、あなたが思っているよりずっと優しくて美しいのよ。


 そのことを、どうか忘れないでね。



 

 アリス・スチュワートより

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