・『カクテル』דパーティー”。・
「うっま! 何此れ。」
「ふふ、だろ? チーズとりんごが中々良い仕事してる一品だろ? 此方の世界で有名な君と“同業者”が考えた『作品』だよ。僕此れ好きなんだ。ーーーー」
“カーズィ・キルシュ”が“お〜”と言うと、陸へと質問するのを待てない“弟子”が、側で言った。“陸先生〜”と。
「ん? 何ジニア?」
「……………………それ、自分も“食べたい”です…………………美味しそう…………………っ、!」
“ジニア・ツイン”が、そう言ったのであった。 ××××××××
「駄目。」
「!!」
然し。“華月 陸”はそう応えた。“駄目”だと。 ーーーーーー
ジニアは涙目で訴える。何故かと。そして呆れた様に、陸は言った。“未成年は駄目”と。
「なんでですかあ〜? ……………………実は陸先生………………怒ってるんじゃ……………っ、」
ジニアが何を言っているのか。カーズィは思った。恐らく、『任務』の失敗の話なのだろうと。苦笑いした。
「“何で”じゃ無いよ、ジニア。此れ“お酒”だよ。あげられる訳無いでしょ。全く。ーーーー」
一方陸はそう言って、あからさまな溜息を、吐き出した。“全く”と、言いながら。ーーーー
ジニアは落胆していた。 ××××××××××
「ジニア。今カーズィに、此方の世界のカクテルとかレシピのレクチャーとかやってるんだからさ、邪魔しないで。 で、カーズィ此れの作り方はね。先ず“クータンセ”っていう此の世界のチーズを使うんだけど…………と、いう感じ。後でレシピ本に纏めてあげるよ。他にも色々あるしさ。」
「あ、助かる。でもそれ貰って帰って良い訳? 問題起きないか?」
「だって“読めない”だろ? うちの星の言葉で書けばさ。あ、そ〜だ。良い方法が在るよ。」
陸はにやりと微笑んだ。 ××××××××
「え、此の“板”でそんな事出来るのか?」
「出来る×2。元々ファリスへ“携帯”持たせてるし。君等の世界でも“ネットワーク”が在るだろ? あれを利用してるんだよね。 最も或のネットワーク自体は、昔“僕達の知り合い”が、造った“代物”なんだけどね。 “春兄”、此処に連れて来てくれた“春斗”さんの“父親”が造ったんだよ。 うちのお父さんの依頼でね。」
「へえ〜そうだったのか。アウトワーカーも或のシステムが無いと、成り立たないもんな。
“チップ”と連動してるしな。」
「そっちの“チップ”は、独自で作り上げたみたいだよ。他の星で良く見掛けるのは、『冒険者カード』かなあ。ほら、さっき遊んでた“ゲーム”でも、チュートリアルで入手出来るだろ?」
「あ〜“あれ”かあ。何で“カード”なのかと思ったけど、な。チップなら荷物にも為らんし、カードだと折れるだろ? 割って壊しそうだよ。 自分のスキルデータなら、『魔力』で『具現化』すりゃ、良い訳だからな。カードに記載しなくてもな。 ーーーー」
「う〜ん。ついでだからカーズィの“チップデータ”も、“タブレット”連動にしようかなあ。“心拍数”とかも、管理したいな。
“何か”在った時に、僕に連絡が来る様にさ。“今回”みたいに。 今回は偶々“バーシル”が気にして視てたから、間に合ったけど。 毎回そう上手く行かないしさ。あ、そ〜だ。タブレットに無理矢理会話機能付けとこうかな。 “通話アプリ”を、無理矢理付与するかーーーーそうすると。
カーズィ、もうちょっと“居る”よね? “会話機能搭載タブレット”、ちょっと無理矢理“開発”しとくから、未だ帰らないで。そんな難しく無いからさ。」
「あ、うんーーーー“わかった”。 ーーーーーー」
陸がいう“タブレット”とは、俺に貸してくれた“板”の事だ。使い方は陽藍の“弟子達”が、教えてくれた。午前中は教わった使い方の復習として、陸が作ったゲーム“アプリ”へ、『登録』してみた。
“アカウント”作ってな。既に“ダウンロード”済みだった“データ”は、「海君が遊んだデータです。」ーーーーと、オレガノに説明されて。
俺が使うと「海君のプレイデータ上書きされて海君が怒ります。俺“達”の命に関わるので、絶対“駄目”です。ーーーーーー」と。オレガノが言った。
「以前“カルミア”がーーーーそれをして、怒った海君に“消され”そうにーーーー、
成りました。“例え”では無くです。」
“消滅”が嫌なら、「海君を怒らせては駄目ですーーーーーー」ーーーーーー
“オレガノ”は、そう続けた。
“カルミアは他にも、海君の「おやつ」に、手を出して。ーーーーーー”と。 ××××××
「! 此れも美味いな。」
「だろ?」
歓喜したカーズィ・キルシュへ、華月 陸は嬉しそうに言った。ジニアは部屋の“角”で、拗ねて居たが。 ××××××
「しかし。“デザート・カクテル”って、こんなに“種類”在ったんだな。此れならーーーー」
カーズィ・キルシュはそう言った。
陸は頷いた。嬉しそうに。
「女性も喜ぶだろ? “ブレンダー”君。」と。 ×××× キルシュは“にやり”とそれに応えた。 ××××××
「ただ、“度数”には気を付けてね。酔わせ過ぎない様にね。後はおつまみだね〜。僕のおすすめは………………」
××××××××××××××××××××
「ふ〜ん。“スパイス”変えただけでも、味わい“変わる”な。やっぱり組み合わせ試すのが“愉しい”よな。」
「はは、ま〜ね。そっちの世界の独自の“モノ”も、その内色々新しく育つだろうからさ。 試してごらんよ。 “楽しみ”だろ? ーーーー
あ、それとさ。“種”の話するの忘れてたな。実はねーーーー」 ーーーーーー
陸の話は、続いた。“飲みながら”だが。 ×××××× ジニアが、拗ねて、……………………。丸まって泣いてた。 ……………………………………………………。“大人ずるい”と。 ××××××××××××××××××××
陸が言うには。種を植えた“場所”が、昨日の或のタウン・タウン『内』部ではあるのだが、
なにしろ理桜が“内緒”にしようとした為に、陸の家の“庭”では無い場所に植えてしまったーーと。理桜と真琴を探し出して、“見付けた”時には既に、“植え替え”出来ぬ状態だったーーと。
「下手に触ると駄目にするかなと思ったから。理桜と“真琴”に、任せたんだ。あれから毎日、其の場所迄“散歩”に行くって。うちの奥さんを困らせてたみたいだよ。妻は“事情”知らなかったしね。可哀想だから、話して、協力して貰ったんだ。今日も行って来たよ。理桜が頑張ったからさ。もう少しだって。 だからもうちょっと“待って”あげて。 悪いけどーー」
キルシュは頭を振った。“まさか”と。
「それ、礼をいう事はあっても。“悪い”事は無い奴な。全く。理桜“さま”だろ。崇めちまうよ、俺はさーーーーあんな“ちっちゃい”のに。ありがとな、陸。理桜“君”にも言ってくれ。あ、嫁さんと“真琴”にもな。」
陸はほほ笑んだ。 ××××××
カクテルがやたらと美味かったーーーーーー
“取り敢えずカーズィ、来週「つきあって」”と、陸に言われた。「何に?」
カーズィはそう、問い掛けた。 ××××××
××××××××××××××××××××××××××
後日。
「…………………………“電子”………………書籍?」
と、俺は陸に問い掛けた。陸は応えた。“パーソナルコンピュータ”を、操作してた。
「前に言った“タブレット”にさ。と、言っても何かもう殆ど“ノート”に近くなった。成るべく“軽量”にはしてるけど。後、衝撃に耐えれる仕様にはしてるけどさ。“完全”とは行かないなあ。まあ、仕上げに“魔法”掛けちゃうけどね。 それでもさ。」と。
“で、『その中』に”、「色々入れて置いたからね。」と。
「使い方は、後で詳しく教えるよ。未だ出来てないから。」 と。
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さておき。
帰宅した“海”に、“タブレット”の件でその日は怒られたカーズィ・キルシュだった。
「! カーズィさん! 僕のタブレットでロープレリアしたでしょ! 何此の“アカ”!
勝手に作ったの!? 何で?! あ〜゛゛! ぼくの………………“僕の記録”破ってる〜゛゛、゛!
………………………………………………………。なんで…………………………プレイ時間……………………トータル“5時間…………………25分”……………………………………程度で。………………………………何したの………………此れ。」と。
謝る間も無く、海の父は彼に言った。“海…………………”と。
「ごめん海。カーズィにタブレット渡したの、俺なんだ。」と。華月 海は、立ち尽くして在たーーーーーー
「…………………………。そういう事じゃあ“無い”んだよね。お父さん………………僕の“プライド”の話だよ此れは……………………………………………。」と。
ごっ、
ごめんなさいっ。 ×××××××××××××××××××
“海”は三日間、家の中で“無言”だった。




