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マシュマロ闘病記 ~FIP(猫伝染性腹膜炎)~  作者: 柏井猫好
2026年

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10/10

10. ネココロナウィルス陽性

【4月】

 もう嘔吐はないが、普段より食欲のない状態が続いていた。一見健康そうだし、お転婆なマシュマロ姫も2歳になっておとなしくなったのかもしれないが、やはりリンパ節が腫れていたことと、あまり食欲がなく元気がないのが気がかりで再度受診することに。

 

 超音波検査の結果、リンパ節が依然として腫れているため、リンパ節からサンプルを採取して検査することになった。昨年のトラウマから、我が女王陛下は採血などの際、かなり暴れるので鎮静剤を打ってから採取することにした。リンパ節の腫れがみられるのが胃のすぐそばで、血管が密集しており、ちょっとでも手元が狂うと危ないとのことだったからだ。


 無事にサンプルを採取して帰宅。眠りから覚めたマシュマロは「まったく、相変わらずあそこは嫌な所ね!」といった風にご立腹だったが、家ではまったり過ごしていた。


 うんちの回数は相変わらず多く、形は便秘のように小さい。この頃から排便時にネバッとした粘液が出てくるようになったが、去年のように血が混じっているわけではないようだ。

 なんにせよ、検査結果が出るまで不安で仕方がなかった。


【5月初旬】

 検査の結果、消化器官などの組織にリンパ節腫大の原因となるような炎症が存在する可能性があること、FIPで見られるような肉芽腫性のリンパ節炎は見られないが、臨床経過からリンパ節腫大の背景疾患としてFIPの再発が存在する可能性は否定できないとのことだった。必要に応じてPCR検査を、とのことで獣医師がPCR検査機関に検査を依頼したところ、ネココロナウィルス陽性と判明した。


 獣医師から電話をもらい、FIPを完治してから再発した猫は同じ薬による治療で効果があったという報告も多いことから、すぐに昨年同様モルヌピラビルで治療をしましょう、ということになった。


***


 というわけで、残念ながらマシュマロは再度FIPに罹患してしまった。

 昨年と全く同じ時期に罹患しているので、もしかしたら季節の変わり目に免疫力が低下してしまいやすいのかもしれない。


 昨年と共通してあった症状としては:

・食欲の低下

・おもちゃで遊ばないなど、元気がなくなる

・うんちの回数が増える

・排便時に粘液が出る


 しかし不幸中の幸いで、マシュマロは昨年に比べると食欲も元気もあり、発熱もみられないし、獣医師によると黄疸も出ていないという。毛づくろいもするし、家族に甘えて擦り寄って来ることも多々ある。


 これからまたしばらく薬による治療が続くけれど、しっかり治して、またお転婆な女王陛下の姿が見られると信じたい。

誤字脱字は見つけ次第修正していきます。また、投稿された内容は後日改訂されることがあります。


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