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乙女ゲームは馬狂いによって成立しませんでした【連載版】  作者: ゆうらり薄暮


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12/12

お馬さんたちの会話

馬視点です。


「ねぇ、お父様」


 白黒のブチ柄の子馬――ルチルが、首を伸ばして聞いた。


「あの人もどき、どうなったの?」


「あぁ」


 白馬シトリンは、いつものように穏やかに鼻を鳴らす。


「ご主人の番が、なんとかしてくれたから気にするな」


 それを聞いて、ルチルは少しだけ不安そうに耳を伏せた。


「あれ……拾ってきたら、ダメだった?」


「いや」


 シトリンは即答した。


「ある意味、大手柄だ」


 そして、誇らしげに胸を張る。


「さすが僕の娘だ」


(ルチルが見つけてきてくれたおかげで、ご主人の本気で怒っているところを見ないで済んだ)


 その様子を見ていた栗毛の馬――ウィーランドが、うんうんと頷く。


「そうだぞ」


 どこか本気の声で。


(ご主人様が嬉々として、あれを殺してるところなんか……正直、見たくない)


「……」


 ルチルは一瞬きょとんとしたあと、ぱっと表情を明るくした。


「それなら、良かった~!」


 心底ほっとしたように尻尾を揺らす。


 シトリンはその様子を見て、内心で静かに思った。


(この子には、知らなくていいことがある)


 ウィーランドも同意するように鼻を鳴らす。


(知らないほうが、幸せってこともあるよな)


 放牧場には、いつもの穏やかな時間が戻っていた。

 


※シトリンは特殊な訓練を積んでいます。マネしないでください。

シトリンは馬鹿王子に毒を盛られたことを知りません。なんかお腹痛くなってご主人が泣きながら般若の形相で看病してくれたけどなんだったんだろくらいの認識です。馬鹿王子が自分のご飯に手を加えているのを知っていたらたぶんそもそも食べなかったと思われます。

馬たちの会話でシトリンのツッコミしてたのはウィーランドさんです。


ウィーランド

栗毛の四白流星。競馬は先行型でシトリンほどじゃないけど勝ち星多い賢い馬です。


ルチル

シトリンの娘。白に黒のブチ柄。実は目が青かったりする。

 

完結までお付き合いくださり、本当にありがとうございました。


途中で投稿をうっかりミスしてしまい、すみません……

予約投稿って難しいですね……(予約したつもりが公開されていて、作者が一番びっくりしました)


もし少しでも楽しんでいただけていたなら、⭐︎やブクマなどで応援していただけると嬉しいです。


同じ世界軸の『馬肉になりたくないんです! ~転生、異世界で強制競走馬生活ですか?!~』も投稿しております。

ジュラ、アイリス、シトリンも登場予定です。


リンク↓

https://ncode.syosetu.com/n9844lp/


少しでも読んでいただけましたら、作者がとても喜びます。

今後ともよろしくお願いいたします。

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