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第十二話-オレたち哺乳類の時代が来ました。('ω')

大繁栄していたはずの恐竜。

(。・ω・。)


その繁栄は…

ほんの少しのキッカケで

大きく傾きます。。


第十一話までのあらすじ。


隕石が落ちてきました。

('ω')




今からおよそ6600万年前…

(・N・;)

巨大な隕石が落ちてきました。


いや正確には直径約10㎞に及ぶ

小惑星が落ちてきたんです。。



その威力はすさまじく現代の

原子爆弾でいえばおよそ、、、


100億個分??(;@n@;)


さすがに宇宙規模の大爆発と

までは言えないけど…


生命への影響はとつけむにゃー

ことになるとはわかります。。



そして結論から言うと…

(・n・;)


これを機に恐竜は滅びました。


我が世の春とばかりに繁栄を

極めていた恐竜がたった一発の

隕石であっさりと…


では何がそれ程の影響になった

のかといいうますと、、



落下地点から半径1500㎞あたり

までは…燃え尽きました。。

\(◎o◎)/!


津波の高さは数百メートル単位。

これが地球を一周します。


海に近い平地に住む生物はほぼ…

全滅。:;(∩´n`∩);:



もちろん影響は平地だけでない。


これだけの爆風が吹けば空を飛ぶ

生物もほとんどが落下。。


海の中でも生物は大打撃。

魚ほどは泳ぎが達者でない水生の

爬虫類もほぼ全滅。。



さらに隕石の衝突地付近にあった

硫黄がガス状になって放出、、

(・.・;)


これが太陽を遮るなどした結果、


植物の多くが成長を停止、、

(/・ω・)/

爬虫類の多くが活動を低下、、

(/・ω・)/

などなどありまして……



地球生物の約75%が命を落としたと

言われています。(;゜Д゜)


たぶん生命の有史以来…

最大の惨事はこれでしょう。


(。-人-。)ナムナム…



とはいえ…(・.・;)

所詮は衝突です。。


空を覆っていた大量の飛散物も

やがて落ちてきます。


こうして数年後には地球環境は

およそ元の状態に戻った、、


のですが…(;´・ω・)



先述の通りこの間に多くの生物が

命を落としました。。

(´;ω;`)


植物の多くが枯れたのでこれを

食べる動物は餓死しました。

これに伴い草食動物をエサとする

肉食動物も餓死しました。。


特に…多くのエサを必要とする

大型動物ほど、、


つまり恐竜の被害が大きくなった

みたいです。(´;ω;`)



とはいえエサだけの問題ならば、

肉食獣はなんとかなったはず。

('ω')


だって肉食獣のエサの多くは

死肉なんだから。


では…何が足りなかった??


色々あるけど恐竜にとって一番

足りなかったのはたぶん…



太陽光。(・.・;)

あとは気温だそうです。。


なぜなら爬虫類は変温動物。


飛散物で太陽が遮られた空が

続けば体温を維持できない。


活動が鈍くなってしまう。。


となると、、



哺乳類に負けるんです。

(´゜д゜`)


これまで恐竜が我が物顔でいた

場所にはその死肉がいっぱい。


けど…

その多くは活動力に勝る哺乳類に

奪われてしまう。。


そうやって飢えた大型爬虫類は、

飢え死にして死骸となる。。


けどその死肉はまた哺乳類の

糧となってしまう。。


そんなことが繰り返されたから

隕石衝突から僅か数年で……



恐竜は激減。。

(;・∀・)

特に大きくて強い恐竜は大幅に

その数を減らしました。。


対して哺乳類は…

それまでは恐竜の影に怯えて、

森の中でひっそり暮らしていた

小さく弱かった哺乳類は…



急速に大型化。

(;・C・;)


さすがに爬虫類には及ばない…

とはいえ対抗できる程度にまでは

強くなったんです。。



となれば…

その後は奪い合いです。

(; ・`N・´)


これまで王者だった恐竜はその

突出した大きさを失い体温も失い

勢いを失ったのに対し…


これまで小さかった哺乳類は、

大きさを得て強くなった。。


となれば…(・.・;)



哺乳類の生き残りの術。

('ω')


胎生…母乳…体温維持。。


更には森の中で身に着けた

視力と知力。。


地上に降りてから身に着けた

集団生活と狩猟能力。。



これら全て…

哺乳類の得物でした。

(・.・;)


いや、恵まれない環境にいた

からこそ身に着けた生き残る

ために必要な特異能力。。


恵まれない身体だったからこそ

必死になって獲得した成果。。



ずっと王者だった恐竜も決して

進化を怠けてたわけではない。


けど…(・v・;)


その時の条件で勝負するのに

必要な要素…という条件で比較

すれば哺乳類圧倒的有利。。


というわけで、、



適者生存。('ω')


巨大隕石が落ちた直後…


王者が不在となった世界という

超特異な環境において誰が次の

王者になるかという戦国時代。。



これ…人間社会だって同じ。

(;・∀・)


軍事と防衛をサボってたら必ず

誰かに乗っ取られますから。


勤労をサボり一次産業を軽んじ

週休2日とテレワークしてたら

国全体が貧しますから。


しつけを怠り厳しさを嫌い、

教育をサボったらあっという間に

先進国から脱落しますから。。


今の日本が危ないの国民全体が

サボってた結果なんです。


まぁそれは今ここで語ってたら

文字数がかかるからさておき……

(;´v`;)



ほんの少し環境が変われば、

その環境への適応の遅れた者は

あっという間に立場を失う。

( ;゜Д゜;)


頂点にいる者ならなおさら、、


それはどんな世界でもどんな時代

でも同じなんです。。



ほんのわずかの気温低下に対応が

出来なかった変温動物、、


その爬虫類との生存競争に勝った

恒温動物哺乳類。('ω')



これは…もしかしたら本当に

ワンチャンスを生かしただけの

偶然かもしれません。


それともいつか必ずくる必然が

その時に起きたのかもしれません。


ただいずれにしろ…



最も広大な地球平地環境を制した

王者は恐竜から哺乳類に…


あっという間に交代したんです。

('ω')


そして競争に勝ったものは、

容赦なく敗れた者の場を奪う。


生存能力に勝る哺乳類はその後

あらゆる場面で勝ちを重ねて

勢力図を塗り替えたんです。。



では…恐竜は滅びたの??

(・.・;)


たしかに恐竜という種は滅びた

と言っていいでしょう。。


けど…あくまで政権が交代した

だけとも言えるんです。。



たとえば哺乳類の進出の遅れた

河川では爬虫類が残りました。

ワニはその一種と言えるでしょう。


哺乳類の少なかった小さな島でも

大型爬虫類は残りました。

コモドドラゴンなどはその一種と

言っていいでしょう。。


あと…空にも残りました。。

飛翔目的に発達した羽毛はやがて

その体を恒温に変えました。

こうして隕石衝突後も生き残った

空の王者が…鳥類です。('ω')



他にも…いるでしょうね。。

(;・v・)


恐竜の生き残りは今の時代にも

何かしら適応して姿を変えて

たくさん残っているはずですよ。



けど一方で新王者…(・v・;)


こと哺乳類はここで進化を止める

わけではないんです。


むしろ…そこから。。

(;・∀・)


狭い地域で生きていた哺乳類には

多種多様で広い環境で生き残る

チャンスができたんですから。。


環境が違えば生き残りの条件も

違ってくるのが道理、、


こうして…



広大な土地で草を食べる動物は

例えば牛の類が繁栄しました。。

(;・v・)

草の消化が早ければそれだけ

成長が早くなりますから。


そして肉食獣に対抗するため、


身体を大きくしたものが

バファローやバイソンになり…


逃げ足に特化したものがシカや

インパラやガゼルになり…


山に住処を求めた者はヤギに…

更には羊に、、


高い草を食べようとしたものは

キリンに、、


もっと大きくなったものは

象の類に、、


これが海に進出するとマナフィ

などに、、


もっと速くなったものは

馬の類に、、


これが乾燥地帯に生きると

サイの類に、、


そして生存競争に追われれば

栄養価の少ない竹笹や、

毒性のあるユーカリの葉などを

食べられるように進化して…


パンダやコアラになります。

('ω')



まぁ…他にも多種多様。


げっ歯類や肉食獣はもっと

細分化されたかもです。。


子供の数に特化したネズミ。

木々に特化したリス。

駆け足にに特化したウサギ。


速さに特化したチーター。

木登りに特化した豹。

集団戦を極めたイヌ科たちは

環境にあわせてハイエナや

狼や狐やコヨーテなどに。。



けどそんな中でも各地域では

その頂点といえる繁栄を遂げた

種が出てくるわけです。。


特に森林地帯で発達したのが

サルの類。('ω')


器用で知能が高いサルは、

森での生活に適して世界中で

大繁栄したんです。



さらに今から3000万年前

あたりになるとその中から、


類人猿と言われる種が…

(;・∀・)


はっきり我々のご先祖様と

言える種が現れてきた、


というわけです。。





生態系の頂点が恐竜から

哺乳類に交代。。

(。・ω・。)


そこから先の進化分化はもう

これまでとは速度が違う。。


類人猿が出てきたらたぶん…

次は人類です。(๑╹ω╹๑ )

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