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いつもの仕事

その日の夜。カズトは言われた通りアヤカの家に来ていた。家の前でノックをするとアヤカ自ら出迎えてくれた。アヤカが中へ入るように促す。改めて椅子に座り向き合う。


「近くに盗賊が巣くっているのか?」

「そう。ここの山の反対側に盗賊たちが居座っていてね。その退治を手伝ってほしいんだ。」

「なるほど。“いつもの”やつか」

カズトは仕事柄、キテージ村へたびたび訪れている。そのため時々アヤカからこうした村に来る盗賊の駆逐仕事を手伝ってほしいと依頼されることがある。


「ん~盗賊といえば盗賊だけどちょっと今回はちょっと違うかな?」

「どういうことだ?」

「どうもその盗賊団、隣国のイニミーカ国とつながりがあるみたい。村の者たちに調べさせたら、どうもここでいろいろ所法を調べて、それをイニミーカ国に調べた情報などを報告しているらしいのよ。」

「侵略前の諜報活動のために盗賊団を隠れ蓑にしているのか?」

「たぶんね。今回はその盗賊団を始末するのを手伝ってほしいんだ。」


「承知した。敵は根こそぎか?」

「できれば団長や副団長などの偉い人は生かしたまま捕らえたいな。いろいろ情報を聞き出せれば中央からもいろいろ報酬をくれるだろうから。」

「なるほど。」

「あ、報酬は弾むから安心してね。それから今から村の者たちと会合するからそこに出てよ。」


アヤトとカズトは家を出て会合の場所へと向かう。


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