あとがき
よく考えたら活動報告で後書きを済ますのもどうかと思ったので、ちゃんとした後書きを書こうと思います。
まずは各章について。
魔物編は、今見ると本当に短いですねー・・・
出て来る敵もゴブリンに大ゴブリンと無難なものに。
マーメイド編は、GANTZで玄野がスーツを忘れたりした回を見て、主人公が全力を出せない話を書こうと思ってやりました。
御伽話編では、同じくGANTZのチビ星人編をモチーフに。
主人公が負けて逃走する話が必要かな、と思ったのがきっかけです。
桃太郎は中々お気に入りです。序盤のボスと言ってもいいぐらいのキャラでした。
妖怪編では人気投票一位(笑)のさっちゃんが登場。
数ある妖怪の中で何故都市伝説である口裂け女がボスになったのかと言うと、これには理由があります。
実は『花子さんがきた』の犬マスクの口裂け女の話が頭に強烈に残っていたからです。
いや、あれは本当に強かった。
シルバー編では銀が一時退場。
・・・これもGANTZが元ネタです。
こう振り返ってみると、色々パクリすぎましたね、反省。
アメリカン編は、テーマを先に決めてから話に組み込みました。
吸血鬼やフランケンが出したかったんです。
この時期に長期間休載してしまいましたね。申し訳ありません。
魔導師編は砂弥と銀の共闘がメインでした。
ただボスの魔女がイマイチ地味でしたね。口裂け女やビッグフランケン程派手でなかったのが残念でした。
戦闘兵器編ではGANTZの仏像編が元です。
主人公以外がほぼ全滅する展開がドツボに嵌まりました。
個人的にはPフリーダムをもっと強く描写したかったです。
ラストの学園編はちょっとテーマが定まらず残念な結果に。
もっと考えてから執筆した方が良かったですね。
ここからは各キャラについて。
赤梨飛石
飛石の登場は大分ギリギリで決まりました。
今になって考えるとシスコン要素がいるかどうかは微妙な所でした。
清原式之
ちょっとしたサブキャラ。
正直死なせてしまって申し訳ない。
足利花菜
砂弥が好きな後輩。
もうちょっと飛石との絡みが欲しかったですね。
川橋綱切
名前の元ネタはあの有名な橋姫から。
砂弥に嫉妬し続ける小物。
綱切は長生きさせようと決めていました。
フランシア・スケルアル
本作のラスボス、フランシア。
彼女は仲間が傍に残らなかった砂弥です。
力と才能に囚われ、命の大切さと重みを忘れてしまう。
そんな、もしもの砂弥を意識してみると面白いかもしれません。
理事長
書いてる途中で気付きましたよ。理事長の名前考えていないことを。
フランシアがラスボスだとすれば、理事長は黒幕です。
もっと早く出すべきだったかもしれません。
山吹一平
おっちゃんは殺したくないのであまり戦闘で目立った活躍が出来ませんでした。
ただガリオン校サイドに欠かせない存在に出来たかな、とは思います。
東北道田美
男女の恋愛も欲しかったので登場。
本来ならもっと裂空とイチャイチャするはずだったんですが何故か出番は少なめに。全ては百合が悪い。
緒存裂空
優しいDQNをイメージしたはずがただのイケメンに。
どうしてこうなった。
そして何故後半黒星が増えた。
裂空と田美はもっと活躍させたかった。
四条白馬
そこそこ活躍できたかな。
常識人として会話に参加させようとするも、微妙に乃璃香と口調が被っていたせいで・・・
でも戦闘兵器編で活躍できて良かった。
ルーンワーク
中盤で完全に空気&噛ませに。申し訳ない。
物理技しかないのが原因だったのだ。
山吹乃璃香
砂弥と銀をくっつけてくれた張本人。
彼女がいなければ二人はどうなっていたことか・・・
お疲れ様です。
輝合石銀
この子の名字は執筆中に決まりました。
色々とアドリブの多いキャラになりましたが、結果として銀というキャラを僕自身が掴めたかと思います。
ちなみに銀は受けです。
赤梨砂弥
色々酷使して本当にごめんなさい。
だって砂弥が、主人公が活躍しないと何も始まらないんです。
砂弥が何故強かったのかは、特に理由はありません。
そして、砂弥を語る上で銀は外せませんね。
砂弥の銀に対する態度はどんどん変わっていきました。
ツンデレ、クーデレ、デレデレと変えていったつもりでしたが、いかがだったでしょうか。
こうやって振り返ると、各章各キャラにそれぞれ思い出があったなぁ、と思います。
砂弥と銀を中心に、若者達の恋愛。命の考え。それを操るものとの決着。
全て終わり、S.shooterという物語が完結しました。
皆さん、本当にありがとうございました。
ミラクル☆ダイヤモンドでまた会いましょう。
それでは、お疲れ様でした!砂弥と銀達を忘れないでね。