やってやる!
長い間更新できず、申し訳ございません!
再開するのでどうかよろしくお願いします!
「私・・・?」
一番驚いていたのは指さされたミーシャ自身だった。
「なんでミーシャが・・・」
「ミーシャ・・・?・・・まさか例のアサシンか?」
「ああ、その通りだ」
ミーシャに気づいたセルドアの表情が厳しくなったことには気づいたハルだったが、明確な理由はわからなかった。しかし、唯一分かっていたのは、
(アーサーは何か企んでる)
ニヤニヤといつもどおりの表情をするアーサーはゆっくりと崩れた壁の山の上に座った。
「さあ、ここでネタばらしといこうか」
「貴様・・・!」
「・・・いいのか。そんな態度とって」
「く・・・」
「ま、バレてもいいならいいんだけどな」
「・・・なんのこと」
状況が読み込めないなかアリスが口を挟んだ。他の二人も同じようすでアーサーを見ていた。
「この前のそこのアサシンちゃんの件は覚えているよな」
「それはね、割と最近のことだし」
「それちゃんと解決したのか?」
「それは・・・まさか」
「そ、解決したとは言い難い。だって貴族は父親以外何もいってこなかった」
「!!!」
確かにそうだった。父親の要望だからといってあんなにも報道がされなかったのが不思議だった。
「なぜか、それはな、こいつが押さえ込んだからだよ」
「く・・・」
見られたセルドアは厳しい顔をして唸った。
「今国王は一年近く国外にいてな。こいつが国の中の治安を守ることになっているんだよ」
「それとセルドアがジョージの件を公にしないのになんの関係が?」
「それは、こいつの地位のためさ。こいつは国王に言われたんだよ。もし国王になりたければ、1年国を平和にしてみろってな」
「でも、セルドアって確か第2」
「だまれだまれ!」
あまりにも耐え切れなくなったのかセルドアは怒気を孕んだ声でクレアの声を打ち切った。
「チャンスだったのだ!どんなに願っても懇願してもいつも兄上が遥か上をいく!今回の遠征にも兄上が父上の側近として同行する!!しかし、不公平ではないかと!!だから父上にいったのだ!1年何もなければ王にしてくれと!やっとやっとの思いで何もないようにすべてもみ消していたのに!」
「もみ消して・・・」
「ああ、そうだ!それなのにそこにいるたかが獣風情のせいで!」
ピシッ
「「「「「あ・・・」」」」」
アリス、クレア、リアナ、カイ、アリカはその音が何かわかった。
「・・・止めたほうがいい?」
アリスは諦めてはいるが一応まわりに聞いてみた。
「まーもうしょうがないでしょ。今更止められないでしょ。気持ちはわかるし」
「なんというかすぐに手が出るとは日頃の姿を見ると信じられないのだが」
「昔からそうですよ・・・リーダーはこれが狙いだったのか」
「相変わらずね~」
「貴様らなにをいっている!キサマらのせいでも」
ミシッ!
「え」
セルドアは向けた言葉を発する前に、瓦礫の山に吹っ飛んでいった。
「セルドア様!!貴様なにをする!!」
瓦礫の山に突っ込んだセルドアに駆け寄るバリルは武器を構えながらある人物に向かって叫んだ。その人物は
「俺の仲間を馬鹿にした上に自分の事情に巻き込むんじゃねえよ」
ハル・タラリスだった。
「ふざけるな、王族に無礼を働いたのだぞ!」
「『オ゛ぉーるゼロ』ぎざま・・・!それ相応のかぐごはできているのかあ!」
「そんなことしるか・・・アリス、クレア、ミーシャ、リアナ、ごめん」
「・・・やらなきゃ私がやっていた」
「おなじく」
「あなたたちは・・・」
「こちらこそ・・・私のせいで巻き込んだんだから・・・でもやっぱり主様はかっこいいなあ」
次に言うことはなんとなくわかっていた4人は各々にそういった。
「ふざけるなああ!ああ!王に楯突いたことを貴様聖戦をうける覚悟は出来ているだろうなああ」
セルドアはハルに向かって叫んだ。その言葉にハルは
「やってやる!!」
「では成立だな」
アーサーがニヤニヤしているとセルドアは立ち上がってこう言った。
「ああ!!!もちろんだ!!!!今ここに第2王子セルドア・マクベスは!王の血に従って
聖戦を行うことを宣言する!!
」




