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キングゴブリン戦(2)

 

「さてと、アリスさんのためにもお前らはここで足止めさせてもらう・・・って聞いてないか」


 ハルがそう言っている間にすごいスピードで一体のキングゴブリンがその巨体に合っている大きな棍棒を振りかざしてきた。しかし、その棍棒はハルには当たらない。


(・・・さっき数えきれないぐらいゴブリンの相手したからかな・・・速いはずのキングゴブリンの動きが遅く見える・・・)


 もう一体のキングゴブリンが後ろから攻撃してこようとするがハルは、ひらりとかわす。次々とくる攻撃の中でハルは考える。


(こんなにモンスターの攻撃って遅かったかな)


 ぎぎぎいぎっがいぎあがあぎあいあ!


「そんな声も出るんだな」


 一体が上から棍棒を振りかざしてくる。しかし、ハルはまたそれをひらりとかわし、ゴーレムよりかたいと言われる皮膚を持つキングゴブリンの棍棒を持っていない手を切り落とした。


 ぎぎ・・・!


 もう一体が少し後ろに下がって口をあけてゴブリンを呼び出そうとするが、


「おそい」


 ハルはその一体に突っ込み顔を蹴り飛ばす。


 ぎぐぐぐぎぎぎぎ・・・・!


 2体はハルに恐怖を感じたのか、集まっていった。そして、2体同時に突っ込んでくる。そして、同時に棍棒を振りかざすが、


 ぎぎいいぎがいああああああああああああ!


「どうにかなると思ってるのか」


 振りかざした二本の棍棒は砕け散り、ハルのブライトバスターはキングゴブリンたちの腕を切り落とした。




「すごい・・・・・」


「ね!大丈夫だったでしょう?」


 戦いながらハルの姿を見ていたミーシャは驚きを隠せていなかった。たった一人の剣士がダンジョンボスを圧倒する姿など見たことが無かったからだ。


「・・・準備完了」


 アリスは魔法詠唱が終わったのか口を開けてそう言った。


「OK!ハル君終わったよ!!!」


「了解です!」


 その報告を受けて戻ろうとするハル。しかし、それを止めようとキングゴブリンは切り落とされていないもう片方の手でハルを殴ろうとするが、


「いい加減にしろ!」


 2体のキングゴブリンはもう片方の腕も斬り飛ばされ、大量のゴブリンのいる方に蹴り飛ばされていった。


 ギギギギギギギッギギギギギギギギギギギギギギッギギギーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!


 もう1度立ち上がろうとするキングゴブリン達だったが、


「殲滅魔法[ヘルメテオブラスト]」


 次の瞬間キングゴブリンたちの下に魔方陣が浮き出て、出てきたのは吹き上げる黒い業火だった。そして、キングゴブリンや数えきれないほどのゴブリンはその黒い業火に飲みこまれていった。

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