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ゴブリンの王

 

 ギギギギギギギギッギッギッギ!


「お、おい!なぜゴブリンキングが!ミーシャが倒したんじゃなかったのか!」


 不気味に鳴り響く鳴き声にジョージやジョージについている護衛は困惑するしかなかった。


「ミーシャ貴様・・・!」


「あの人たちをあなたの勝手で困らせるわけにいかない。だからここであなたを殺す。そのためにもこの扉は通らせない」


「そ、そこどけええ」


 ミーシャはナイフを手に取り、ダンジョンの扉の前に立つ。そこへ剣士の男が襲い掛かってくる。しかし、


「おい、そいつに一人で攻撃するんじゃない!」


「へ、何を」


 襲い掛かった剣士が不審に思った時すでにもう遅かった。その男は何が起きたか気づかないまま血を吹き出して倒れたのだ。襲い掛かられたミーシャのナイフには血がついていた。


「もしかして、今の一瞬で・・・?!」


「く・・・なぜだ!ミーシャ!!今までは僕の言うことを聞いていたじゃないか!」


「・・・本当にあの人たちは優しいんです。あの人たちにこれ以上の迷惑はかけられない。そのためにもここで終わりにしましょう」


 また、ナイフをかまえるミーシャ。しかし、次に聞こえたのは、


 ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎgっぎぎぎぎぎぎぎっぎぎーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!


 ゴブリンキングの叫びだった。


「なんだ?!」


 ギギギギ!


 一人の魔法使いがゴブリンキングの方を向くとその両側の壁の中からでできたのは十数体のゴブリンだった。


「まずは、ゴブリンだ!!ゴブリンキングを片づけてあの女を片づけるぞ!!!」


 ジョージの護衛のリーダーらしき男がそう言うと護衛はゴブリンに向かって戦闘を開始していく。


「マジックボール[ファイア]!」


「でいいやあああ」


 次々と倒れていくゴブリン。ジョージのに金で雇われたとはいえダンジョン攻略は繰り返しやってきたような者たちばかりでゴブリンなど関係がないように倒していく。そして、


「はああああ!」


 ぎあぎぎぎぎぎぎああああああ!!!!!!!!!


 リーダーの男がゴブリンキングの身体を切り裂いた。


「ふふははははは!さすが僕が雇った護衛役に立つ!」


 ジョージは大笑いでゴブリンキングの残骸の方を見た。


「当たり前ですよ。ジョージ様。俺たちは十階層はクリアしたことのあるチームですよ。この程度楽勝ですよ」


「そうだよあ!じゃあ、次は・・・あいつだなあ」


 そう言ってミーシャの方をジョージは見て言う。


「さあ、やってしまえ!ふははははは!!!ざまあみろ!!!!!俺に逆らうからこうな」


 ぐちゃ


「え・・・」


 ジョージの護衛のリーダーらしき男は、一瞬何が起きたかわからなかった。なぜならジョージがいたところにあったのは、ただの血だまりだったからだ。


「今何がおぐぎゃ」


 ジョージの護衛のリーダーらしき男は何かを言おうとしたが、それすらも止まる。そして、二人のいた場所の血だまりにいたのは、


 ギギギギギギギギギギギギギギ!!!!

 ギギギギギギッギイギギッギ!!!!


 2体のゴブリンキングだった。


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