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  作者: 青鷺 優
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田舎

田舎町からやってきた

訛り言葉のティーンエイジャーが

ビルの熱気に吸い込まれ

そのまま蒸気に

虚空から抜け落ちた魂が

説教があって酒を飲み

49.5°のウォッカを

熱して家も水蒸気

田園風景に映る私鉄が恋しい

自転車で滑走してもビル

ビル

ビル

ビル

ビル

タワーマンション

顔色を窺って

疲労する体を酒で癒し

胸も焼け

故郷は戻ってこないと悟り

ひたすら笑顔でふふふはははと

笑っていやがる

フラフラと目眩のように動く自分

墓石は故郷で、雨垂れを穿つ

他人は自分、自分は他人。


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