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野良猫
野良猫がまた
どさっと落ちてきた
ひどく痩せた体と
疲れた肉体と
小さなひどい運命を見ては
人は口々に可愛いと放つ
四六時中流れては
孤独。
歩けば植物の棘に刺され
人のことに刺され
犬は吠える。
狼狽えた後には飼い主が
長い目で見て
遠い目で見て
追いかけることはない
そこら辺を彷徨くと
人間がいて
恐ろしい気持ちになる
ゴミ捨て場でゴミを漁り
拾われた猫は処刑場へ。
冬の寒さは痛いほど
孤独感は刺さるほどに理解できる
破戒の巣はまだ一つだけ。
この人生は野良猫。
野良猫は人生をくだらないと
雨に打たれては
寒さに凍え
また一つの死骸が




