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始まりの話 ~圧勝~

前回読みづらいには変わりなかったですね。ごめんなさい。

 俺が目を開けるとだいたい広さは・・・とにかく広い、そこに青色の文字がびっしりと規則正しく並んでいる。しかし所々赤色の文字や黒く朽ちた文字あった。

 それを辿って行くと青黒い生物が居た。長い尻尾に無駄に長い角、全体がすごく痩せ細っている。そうたとえるならば、



         悪魔を体現したような。



 そして鋭い牙で壁の数字を貪っている。異変に気が付いたのかゆっくりとこちらを向く。

「・・・オマエ、ダレダ、ドウヤッテ、ハイッテ、キタ」

 まだ言葉がまともに話せていない。これ以上成長すると・・・そう思うだけで怖ろしいが。



「・・・知らんでいい」

「ギャハハハハハッ、ソノ、トウリ、ダ。オマエ、ヲ、クッテシマエバイイ、ハナシダ。ダカラ、オトナシク、クワ、レロ!」



バンッと壁を蹴り飛ばしたかと思うと空中で黒い塊を投げたのが見えた。それを半歩横にずれてかわす。ジュワーと音を立てて溶ける。

「侵食型・・・」



次に着地したワークラーは、地面を力強く蹴り、地面を滑るようにして襲い掛かる。そして、口を百八十度開けて、喰らおうとしてきた。それをギリギリまで引き付けて叩き伏せた。

「おっと、危ない」

「グハァ!」



 あまりここをこの場所を傷つけてはならない。人間は脳の中に異空間と呼べるものがある。そこは記憶、心身制御、発育などが一斉管理されている場所なのだ。ここは彼女のそういう場所だ。



 とっさに火炎呪文を唱えて、焼いた。

『あっけない・・・暇つぶしにもならないじゃない』

 神様がそういった瞬間に俺の背中に熱と強い衝撃が襲った。

 ワークラーが火だるまになっても攻撃してきた。

 俺は10メートルほど飛ばされながら体勢を立て直し、再度警戒する。

 今ので背中にやけどを負った。

「熱っ、てか痛っ・・・なんかあいつ頑丈だな」

『早くやっちゃいなさいよ。しかもあんた手、抜いたでしょ」

「疲れるからな。それにもう意味ないぞ」

 死に際の一撃だったのだろう。ワークラーは黄色い粒子に変化し壁にある赤い文字や黒い文字に溶けて消えていく。そして青い文字に変わる。



 ワークラーはこの場所を食らうことで成長するが消化するわけではない。自分の体に溜め込み、成長させる。この空間すべてを食い尽くすとコアが出てきてそれを取り込まれると脳は強い付加で溶ける。ただその前にワークラーを殺してしまえば元通りになる。

『・・・はぁ』



 ぐうっと引き戻される感覚が襲った。

 時間が動き出し、戻ってきた実感がわく。

「手、握れる?」

 俺が手を離すと彼女は手を動かした。ずっと動かしてないからなのかその動きは弱弱しくはかないが確かに動いた。



 動いたのを確認すると彼女は、泣き出してしまった。医者は、信じられない、ありえない、こんなことが・・・と、呟いていた。

「な・・・何をした?」

・・・こいつに言っても理解が出来ないだろうしややこしいことになりそうだから口を閉じることにした。



 勘違いしたのか医者も黙った。

 ・・・これ以上居ても無駄か。

『長居すると危険かもよ?前もこんなことしてワークラーの退治したじゃない。次から次へと連れてこられて大変だったでしょう?』

「・・・まぁ、な・・・」

「とりあえず、リハビリ頑張って」

 俺は彼女にそう言って病室から出た。すぐに、呼び止められそうになったがそれよりも早く出て病院を去った。

 途中かなり迷ったが。



一週間後、俺は路頭に迷っていた。

ヤバイな、金も、食うもんもないし、ワークラーもまっっっったく見つからん。



          マジでどうしよう?




この後の展開は2パターンくらい用意してるのですがどっちが先のほうがいいのかな?

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