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正社員どころかバイトにすら受からない無職  作者: Rybka


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歯科器具のピッキング等

 人生で初めて応募したアルバイトは歯科器具メーカーの工場だった。仕事は歯科器具の在庫管理だとか品出しだとか梱包だとか検品作業の手伝いなどをするというものだと記載されていた。表計算ソフトの入力業務があるとかでパソコンにある程度なれていることと器具の運搬などに使うためフォークリフト技能講習終了資格が必要だとも書かれてあった。一応自分は両方の資格を有していると思っていたので応募サイトのボタンを押した。勤務場所は自宅から歩いて20分ちょっと、時給はその当時の最低賃金そのままであった。




応募してから一週間ほどで連絡があった。面接をしたいということでその際、履歴書と職務経歴書を持って来てほしいと……だがここでいきなり問題が発生した。自分には履歴書は書けても(といってもついこのあいだまでいせかいにいたのだから当然まともなものは書けないけれど)職務経歴書はさすがに書けなかった……職務経歴が全くないからである。というかそもそも職務経歴書というものは当時持っていなかった。近所にある文房具店にも売ってないと言われてしまったた。(後程知ったことなのだが100均の履歴書セットに職務経歴書も数枚付いてるものが売られていたようだ、というかよく見たらネットで買った履歴書についていた職務経歴書も実は何枚か残っていたことにあとから気付いのであった……)


仕方なく履歴書だけではダメかとメールで問い合わせたのだがその企業はどうしても少しでも簡素なものでも良いから職務経歴書はどうしても別にしてもってこいの一点張りであった。そのため辞退することにした。それなら落ちてないじゃないか! と突っ込まれるかもしれないが、ちゃんとその後に実はまたその会社でバイト募集した際には職務経歴書も用意した上で応募したのだが、すぐ不採用のメールが返ってきた。ということでこれが自分にとっての人生で記念すべきバイト初応募の記憶である。

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