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ユリカゴから宙へ ──漂う星々の記憶──

作者:真野真名
 過去のトラウマを乗り越え、再び宇宙へ挑む男の物語。
 月の港で日雇いの荷役作業員として働く「俺」は、かつて禁止された宇宙アルバイトで親友二人を宇宙の闇に置き去りにした過去を持つ。以来、宇宙船に乗ることを固く拒んできた。
 そんなある夜、「俺」は火星間の個人輸送船〈ホシノナギサ〉の船長、佐渡から、人手不足の代役として誘われる。佐渡は「俺」の手際の良さを評価するが、「俺」は宇宙への恐怖心を明かし断ろうとする。しかし佐渡の「命の急ぎはせん」という言葉と、出発の遅れによる損失の現実を聞き、「俺」はひとまず月の周回軌道での試運転に整備見習いの海斗と共に同乗することを決意する。
 試運転中、船の補助冷却ユニットに異常が発生し、急遽船外活動(EVA)を強いられる。「俺」は過去の事故の記憶がフラッシュバックしつつも、海斗と共に冷静に対処し、トラブルを解決。
 無事船内に戻った「俺」は、未だ夢を追いかける海斗の姿や、事故を起こした親友の「怖いけど、じっとしてる方が怖い」という言葉を思い出す。そして、過去のトラウマと決別し、新しい人生を始めるため、火星までの航路を佐渡と共に進むことを決意する。
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