表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/27

第16話 朝の景色

「ん…」

目を覚ますと隣にはすみれが居て、私に抱きついて寝ていた

「あ、百合起きた?」

脱衣所から下着の上から制服のシャツだけを着た葵が出てくる

「うん、おはよう」

「おはよう、私柚葉の準備手伝ってくるからすみれ起こしてあげてくれない?」

そこでその格好のまま葵が玄関の扉に手を掛ける

「ちょっと!?葵、そのままでるの!?」

「なによ、別に柚葉の方の部屋行くだけよ」

「それにしてもさ廊下通るじゃん」

「別に、三部屋隣よ?大丈夫だって」

「あ、ま―」

そう言いながら出ていってしまった

「行っちゃった」

まぁ、大丈夫か

「…ゆり」

腕の中で寝ているすみれが寝言?をもらす

「どうしたの?すみれ」

寝言なのだから返答はない

まぁ当たり前だよね

「すみれ、起きてー準備の時間なくなっちゃうよー」

反応は、なし

いや、ちょっとずつ上に上がってきてる気がするけど

「すみれ、起きないと集合遅れちゃうよ」

「もうちょっと、ねるー」

「なんだ、起きてるじゃん」

「やだ、寝る」

「はぁ、じゃあ今起きたらほっぺにキスしてあげる」

これならいくら寝るのが大好きなすみれでも起きるでしょ

「………」

あれ、黙っちゃった

どうしたんだろう?

「…ほんと?」

「ほんとだよ、すみれ。私そんなに嘘つかないでしょ」

「じゃあ、起きるからキス、して」

「はいはい」

言いながらすみれを抱き上げ半無理やり立たせる

「起きた」

そう言ったすみれが少ししゃがんでこちらを見てくる

これはすみれが頭を撫でて欲しい時にやるやつ

「えらいえらい」

言いながら頭を撫でる

まだセット前だからすみれの綺麗でさらさらな髪を堪能するようにワシャワシャ撫で回す

「ねぇ、百合。まだ?」

恥ずかしそうにこちらを見上げて催促してくるすみれがすっごく可愛い

その光景に少し嗜虐心が煽られこう言う

「なにして欲しいの?すみれ、ちゃんと言って欲しいな」

「なっ…//う、わかったわよ!!キス、キスして!」

「よく言えました」

その言葉を聞いた私はすみれの顎に手をかけ、引き寄せ――

「百合さんー!すみれさんー!支度終わりましたー!?」

バタンと大きな音を立てて部屋の扉の部屋が開き、開いた先には

「それともいちゃいちゃしてたり――」

柚葉が立っていた

「柚葉、何固まって――あ、」

その後ろに葵も

「…」

「…」

柚葉と葵の互いが顔を合せ

「お邪魔しました!!」

そう言い残し、扉が勢いよく閉じた


「こういうことは、帰ってからにしよっか」

すみれに視点を戻しそう言う

すみれは両手で頬を隠して

「うん...//」

そう言った



―――


「いやー、まさかホテルでイチャイチャとは」

「柚葉言い方が最悪」

「だって、そうじゃないですかー」

邪魔しちゃったかな

まぁそりゃあんだけ色々なことが起きてれば二人とも心配になるか

葵は、大丈夫かな

思って葵の顔を覗くと

「なによ…」

真っ赤になっていた

「葵ってそういうの耐性皆無だよね」

「悪かったわね。慣れないのよ!」

「私の部屋には破廉恥な格好で来るのに?」

髪のセットをしてほしいと頼んだのは私だけど、まさか下着にシャツだけとかいう無防備スタイルで廊下を歩いて私の部屋に来るとは思わないじゃん

「忘れなさいよ!」

「はいはい」

「それより、なんで柚葉はそんなに大丈夫なのよ」

「なんでって、そりゃまぁ、普通に綺麗な方じゃん」


―――


「なんでって、そりゃまぁ、普通に綺麗な方じゃん」

「どういうこと?」

「教えてあげない」

更に聞こうとした私の口が止まる

柚葉は少しなんとも言えない、いつも私達が話してるような目じゃなくて、全く光を持ってない。私の知らない目をしていた

「ま、なんでもいいじゃないっすか」

口調まで私の前では普通でいてくれてるのに直してる

「ごめんなさい」

「なんの謝罪なんすか?」

わからない

何に対しての謝罪なのか

「ま、じゃあ謝罪の代わりにキスなら受け取ってあげますよ」

「なっ、キス!?」

「しないわよ//」

「嘘っす、冗談すよ」

前回のが少し気にいってなかったので、変更しました

今日の更新はこれです、すいません

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ