第1話 偶然で始まり
――ここは…どこだ…
―――
俺の名前は松樹浩次普通の高校二年生だと思う。中学時代ヤンキーをしてたがまぁ普通だろう。
成績もよく、人当たりも良かったと思う。
友達も沢山いて、女子にも沢山関わりを持った。
至って普通の生活だけど満足している。
――バリン!
―――
意識を失ったようだ
何もない青みがかった暗い部屋、床は白く光ってる。周りの壁には星のようにキラキラとしたいくつかの光があった、まるで宇宙だ…
まじでここどこだ。
確か俺は具合が悪く学校を早退して病院に行ったはず…
そして眩い光に包まれて…、そっからしか記憶がない…
あれ具合が悪くない、倒れそうなめまいと吐き気があったのに何でだ?
不思議がってると突如長くて白い髪と布を巻きついてる男が来た。
「誰だ!」
「■■■■■■■■■■■」
なんて行ってるんだ、分からん。
その男は突如、俺の頭に手を伸ばし手から光を放った
「何するんだ!ちょ…」
「■■■A…ア…あ~、これで伝わるか?」
突然その男は日本語を放った
「災難だったね〜まさか空間の歪みに巻き込まれるなんて」
空間の歪み?どこだここ?
「ここはどこなんだ?」
「ここは神界、世界の管理者が此処で下界を監視する場だよ〜」
神界?天国ってこと?
「まさか俺死んだの?」
「違う違う、君は空間の歪みに乗ってきたんだよ〜」
取り敢えず死んでないのか。
「あ、自己紹介が遅れたよ〜。私はこの惑星を管理する上神バルンだよ~。」
惑星?中神?マジでなんだ?
「ここは地球じゃないんですか?」
「君、あの惑星から来たの?ずいぶん遠いね〜。ここは地球じゃないよ、君で言う異世界かな?」
異世界?まさかここはあのラノベとかの異世界?
「あの…俺、地球に帰れるんですよね?」
「う〜ん?無理だね、あれがあればだけど」
あれ?なんだそれは?
「それがあれば帰れるんですか?」
「時空石と行って一度歪んだ空間をもう一回壊して歪ませる事ができて帰れると思うけど…」
度々でるがその空間の歪みってなんだ?
「えっと…空間の歪みって…」
「あ、説明するの忘れてたね〜。空間の歪みとは超低確率で起きるバグなんだけど、突如ものすごいエネルギーが発生してそれが時空の急所に当たると空間が裂けて歪み事で知らない所に飛んでいく現象だよ〜。エネルギーが発生するだけでも低確率なのにピンポイントに急所に当てるとは…しかも君に当たってここに来るとは…壁の中とかに飛ばされる事もあるのに…に都合が良すぎるよ、一生分の運使ったんじゃない〜。これで3人目だよ」
3人目?過去にここに来た人がいるのか?
「何億光年もこの世界を管理していて、異世界転移した人は多く居るけどね~、空間の歪みからここまで来たのは君が初めてだよ~」
「転移した人たちも来るんですか?」
「まぁそうだね〜、結構来てるよ〜」
「その人たちの現在はどうなんですか?」
「もうこの世界でとっくに死んでるよ〜、全員何らかのの歴史に載ってるかこの世界を舐めプしてあっさり死んだかだね〜」
誰も帰れてないのか…
「あ、そろそろ君のスキルを与えないとね〜」
スキル?この世界にスキルがあるのか?
ますますラノベっぽくなったな
「この世界は生まれたら超人な力…スキルが貰える。」
神がそう言うと四角い板が出現した
「それじゃあステータスオープン~。」
―――
名前:松樹浩次
スキル:
通常スキル
ーバウンス
ースロウ
ー早寝
パッシブスキル
ー重心安定
エクストラスキル
ー過剰交換
ー自身傀儡
ユニークスキル
ー超健康
―――
「…」
「なんか言ってくださいよ」
「…まぁ使い方次第で化けるよ…」
「なんか反応微妙ですね。」
どれどれ
通常スキル
バウンス:触れた物体をトランポリンみたいに跳ね返るようになる
跳ね返して何になるんだ?なんだかんだでつかえそうか?
スロウ:物の動きを遅くする事ができる(生き物は遅く出来ない)
相手の動きを遅くすれば結構…
物だけかよ!物遅くしてどうしろと…
早寝:早く寝る事がが出来る
これは使えそうだな
「そのスキル眠い時に早く寝れるだけだよ、睡眠の質は関係ない」
眠い時にだけかよ…
あんまり意味なくねえか?
パッシブスキル:
重心安定:重心が安定し転ばなくなる
それだけ?後は?転ばなくなるのはありがたいけど…
エクストラスキル:
過剰交換:体で触れた物を過去に触れた物に交換する事が出来る。だけど交換する際5倍になる。
おお!これは強いだろ!
「交換される物が5倍になるだけだよ」
交換する程損じゃないか!
自身傀儡:自分を動かす事が出来る
これ意味あるか?別に動かせないわけでもないのに。
ユニークスキル:
自分だけのスキルか~なんか強いスキルこい!
超健康:いつでも健康になる
……………え?……これだけ?…ほかには?
「スキルは多いけどね~、これで運使い切ったんじゃないの~」
マジか…
「ユニークスキルは超速とか魔力無限とか確率が少ないけど強力なんけどよりによってそれ出すか~」
俺もそれらのほうがよかった…
「それじゃあ君をどこに落とすかな?~」
突然球体が現れた、大陸があちこちある、これがこの神が管理してる惑星か…
「それじゃあルーレットスタート~」
球体が回った、そしてピタッと神の指に止まった
「この森かぁ~、たぶん誰も会えないと思うなぁ~」
指の先には広大な森を指していた
「これじゃぁちょっと厳しいかな~。よし、これをあげるか~」
神がそう言った瞬間突然俺の隣から服とナイフ、バッグに三冊の厚い本が現れた
「なんですかこれ?」
「その服は汚れが落ちにくく歩きやすい、ナイフは切れ味がよく気やら動物やらを切ることができる」
凄くいいじゃないか!
「そのバッグは見た目は小さいが色々なものを詰め込むことができるぞ」
おお!スキルより使えるじゃん!
あとこの本たちは?
「あ、この本は魔法初級編と山菜大辞典と生き物大辞典だよ~サバイバルに生かしてね~」
へえ~これがあれば多分いきられるだろ。
「それじゃあ落とすね~」
ちょっ!流石に早くない?!
「せめて心の準備をぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
――――――――
「これで仕事終わりだね~」
―ダンッ
神の足に何かが当たる
「なんだこれ?あ、言語学習本やるの忘れてた。まぁ、人もほとんど来ないけど大丈夫でしょ~」
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