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ハイスペックな桐谷さん  作者: トムヤムクン
3/11

買い物1


ショッピングモールにて


お手伝いします。と言った手前、断れず着いてきてしまった



「それで目星は、付けてあるんですか?」


〔おん!可愛いものなら好きやろ?〕


「なんでそれしか方程式にないんですか?」


〔え?なにが?〕


「具体的に何を買うかとか値段とか」


〔あ〜…なんとなく?〕


「そのセリフ、だいたい決まってない人が言いますよ?」


〔だってー、調べたら色々出てくんねんも〜ん〕


1度ため息を吐いた


「それでその人と桐谷さんの関係性は、?」


〔あ〜、俺の同僚で女性で、仕事が出来てクールな感じやな〕


「なるほど…女性だったんですね」


〔あれ?言ってへんかった?〕


「聞いてません。それなら同僚さんが好きな物の方がいいのでは?」


〔いや、周りがそーゆーのをあげるって話聞いてんやから、女性が貰って嬉しいもんってなんやろうって〕


「なるほど、それで私に……」


〔ごめんな、なんか巻き込んでもーて〕


「まぁ、声掛けたのは、私ですからいいです。手伝うって言ってしまったので」


〔ほんまにありがとう〜〕


「それで今歩いてますけど、なにか良さそうな〔あ!!あれ見て!!〕桐谷さん?!」


そう言って私の手を引っ張る


〔これよくね?ペットの写真、入れれんねんで!!え?!欲しいねんな〜〕


「は、はぁ、その方は、ペットを買っていらっしゃるのですか?」


〔え?しらん〕


「なら誰用ですか?」


〔自分用!うちの子めっちゃかわいいねんで!〕


「へ、へぇー」


〔フレンチブルがおんねんで!〕


そう嬉しそうに話すので、仕方なく話を広げよう


「ワンちゃん、お好きなんですね」


〔え?〕


「ん?なにか変なこと言いましたか?」


〔いや、村瀬さんがワンちゃんってゆーてんの意外やってビックリしたわw〕


「…それって褒めてますか?」


〔ギャップがあるって事よ!ええ意味やで?!〕


私には、嫌味にも少し聞こえた。


「とにかく早く買いましょう」


〔あ、ほんまや、自分の欲しいもんばっか目がいってしまうわー〕


「大体の方がそうですよ、ほら、お店行きますよ」


〔え?なんかええのでもあったん?〕


「うーん、桐谷さんがその人をどう思ってるか分かりませんが、大筋は、決まってます」



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