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面白馬鹿共に黄金を積んで待ってろと伝えてください

そして、戻るなりオルグナと作戦会議。


「あの面白馬鹿役人共に、3月後にドラゴンゾンビぶち殺すから、5000金山積みにして待ってろと伝えて」

「わ、分かった」あまりの迫力にたじろぐオルグナ。

「教会に待ってもらう訳にはいかないわ。とにかくしつこいぐらいに言って」

「うむ」

「その上で、あと五千金が必要になる。ニール」

「ああ、ミラーがいるならば、ブレスさえ、無ければ、有翼のドラゴンでも問題あるまい。スロートドラゴンとパープルドラゴンが近い」

「二匹の売却益で金貨5000枚目指しますよ」

「うむ、貯金はまだあるがな。そちらの方が良い」

「では、動きましょう!」


パーティーが安定してきたのが良かったのだろう。

アキラさん達も雑用を勇んでやってくれたので助かった。

この二匹の討伐にはなんの問題もなかった。

しかし、この頃次から次へと悲惨な話が舞い込んで来た。


「…またですか…」

「せめて、話を聞きに来るか、スティンガーキャラバンのような共闘を申し出てからすれば良いのに…」


イエロードラゴン討伐の噂は駆け巡り、私達が、氷魔法を使った特殊なやり方でドラゴンを乱獲していると広まった。


アキラさん達のように、なにも考えず突撃する人達もいれば、ある程度情報を仕入れてから特攻する人達もいたらしいのだが


「ブレス攻撃するドラゴンは無理ですよ」

そう。ブレス攻撃のあるドラゴン討伐で返り討ちにあっているのだ。


ブレス攻撃をされれば、遠距離攻撃も無意味だ。

動力攻撃も、若干の時間差は生まれる。

その間に攻撃されてしまえば終わりだ。

例えばグランドドラゴンや、イエロードラゴン、アイスドラゴン

あの三匹がブレス攻撃出来ていたなら私達は全滅していた。

イエロードラゴンだって、あの毒の泡の射程がもう少し広ければ、もし、ミラーさんがいなかったら

私達も全滅していたかもしれない。


ブレス攻撃をするドラゴンほど、報奨金は高く、ドラゴンが抱えているお宝の噂がある。

フレイムドラゴン、ブラックドラゴン、シルバードラゴン、ゴールドドラゴン。

知り得ただけで、10パーティーが、この4ドラゴンに挑み全滅した。


「アイスドラゴンは、ニールの全知識を動員してなんとか討伐できたんです。頼まれたってやりませんよ、あのあたりは」

「しかし、遠距離攻撃可能な氷魔法の遣い手が死んでいくのはやばいぞ。ミラーやネクリ、ニコルがいつまで来てくれるか」


「そのためのアイスドラゴン討伐だったんです。魔法の才能無くとも、触媒として使えば氷魔法が発動できる、アイスドラゴンの鱗。乱発は出来ませんけどね」


魔法使い自体が希少だし、エノームさんみたいに、氷魔法は使えるものの、遠距離攻撃は出来ないタイプもいる。

魔法使いに全員断られたので、狩りが出来ません。という事態は避けれるようにしたかったのだ。


「…ライバルにドラゴンを先に狩られるというのも焦るが」

「どうせならドラゴンゾンビを狩ってもらいたいですね」

「まったくだ」

オルグナは肩をすくめた。

教会に赤字確定の金貨10000枚の約束をしたメイルに、オルグナは仰天しますが、商人では常識の

「損して得獲れ」理論を展開したメイルに感心し、認めています。

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