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ダンジョンのある世界で今日も俺はガチャを回す  作者: ハンムラビ法典
第1章「そうだ、ダンジョンに行こう」
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第15話「事件」

いつも通り修哉はダンジョンに来て4層に向かっていた。


そして3層から4層に降りようとしたときだった。


「離してください!」


聞き覚えのある声が聞こえ、修哉は立ち止まった。


(この声は...藤原の声?もしかして坂巻が強引な手を使ったのか?)


嫌な予感が当たったのかと思った修哉は3層に引き返し、先ほどの声の場所を探し始めたのであった。


◇ ◇ ◇ ◇

「や、やめてください!」


争っている場所をこっそり覗き込む。


そこには藤原陽菜を坂巻と男二人で囲んでいる姿があった。


(うわ、本当にやってるよ。こういう予想はあまり当たってほしくなかったのに....つくづく運がないというか)


修哉はこの状況をどうしようか悩む。


(本当なら人に任せたいところだが...)


「坂巻さん、これもうやっちゃっていいんじゃないですか?」


修哉が悩んでる間にも状況は進む。


取り巻きらしき男が坂巻にそう言った。


「少し待て。俺の能力が成功したらお前らにも好きにさせてやるから」


坂巻は男を制止し、再び藤原に話しかける。


「もう諦めたらどうだ?ここには助けはこない、おとなしく従えばすぐに楽にしてやるぞ?」


坂巻は学校では決して見せないような歪んだ笑みをしている。


(今呼びにいってもそれはもう遅いだろう...今戦ったとしても3対1だし相手の能力もわからないから勝てるかわからんけど...ここで見捨てるのはダメだ)


修哉はそう決意し、足を踏み出した。


「おい、何をやってるんだ?」


修哉はそう言いながら坂巻と藤原の間に入る。


まさか人が入ってくるとは思っていなかったのか坂巻とその取り巻き、そして藤原までが驚いた顔をしている。


「さっきから見てたが、お前ら能力か何かで藤原をどうにかするつもりだったのか?そういう相手に対して危害を加えることは犯罪だぞ?」


修哉は坂巻らにそう言った。


取り巻きと坂巻がこちらを見ながら話し合う。


「坂巻さん、知り合いですか?」


「...確かクラスメイトだったはずだ」


「じゃあタダで済ませちゃダメですね」


「あぁ、その通りだ。殺しは不味いが、俺の能力で操れるようにしておかなければいけない」


「そうと決まれば単純です、やっちゃいましょう!」


話が終わって向こうはファイティングポーズをとった。


(まぁ、そうなるわな)


正直平和的に終わるとは思っていなかったので修哉も拳を構える。


「藤原さんは下がっていてください」


修哉はそれだけ言うと坂巻たちに集中する。


望まぬ形で修哉初めての対人戦が始まったのであった。



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