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ダンジョンのある世界で今日も俺はガチャを回す  作者: ハンムラビ法典
第1章「そうだ、ダンジョンに行こう」
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第16話「ツいてない」

「俺のレベルはすでに3、あいつらもレベル2だ。お前が多少強くても3人がかりで勝てるはずがない」


坂巻は修哉にそう言った。


(最高でもレベル3....本当かどうかはわからないけど、それならまだ勝機はあるか...?)


坂巻の言葉を修哉は分析する。


そうしているうちに取り巻きの一人が襲いかかってきた。


「オラオラ!おとなしくすればすぐに楽にさせてやるぞ!」


修哉には取り巻きの殴りが少し遅く見えた。


(反応できる....!やっぱレベルの差はデカい!)


修哉は拳を躱すとそのままカウンターで相手の脇腹を殴った。


「ガハッ....!」


取り巻きの男は衝撃で倒れた。


気絶はしていないようだが、痛みで起き上がれないようだ。


「....チッ、何やってる!」


坂巻が普段は絶対に見せないような険しい顔をしながらそう叫んだ。


「おい、二人がかりで行くぞ!」


そしてそう言ってもう一人の取り巻きと殴りかかってくる。


何とか片方は避けたが、坂巻の拳が背中に入った。


「ぐっ...!」


修哉は痛みに慣れていないため殴られて立ち止まる。


「今だ!やるぞ!」


坂巻ともう一人がその隙をついて殴りかかろうとした瞬間だった。


ゾワッ


突然鳥肌が立ち、震えが止まらなくなる。


全力で後ろに下がり、恐怖の気配を発する方向を向く。


そこにはここには絶対いないはずのオーガがいた。


「お、オーガだと!ふざけるな、なぜ10層以降でしか見ないモンスターがここにいるんだ!」


坂巻がそれを見てそう叫んだ。


そうオーガはここにいるはずのないモンスターである。


オーガは恐怖のあまりか腰が抜けている藤原の方を見るとそちらへ向かってきた。


「今のうちに逃げるぞ!」


坂巻たちはその隙を狙って逃げてしまった。


(チッ、本当についてない!何なんだよ、オーガが出るって!)


修哉は見捨てるわけにもいかないので鉄剣で後ろから切りつける。


「ガ?」


藤原の方に注意が向いていたため、傷つけることには成功したが実力が違いすぎるためか傷は浅い。


それどころかオーガがこちらを見て、向かってきた。


「ガァァァ!」


どうやら切られたことに怒っているらしい。


もう戦うしかなくなった修哉は若干諦めながらオーガに向かって剣を構えたのであった。

Tips:『スライム』

主にダンジョン1階層にいるモンスター。一部の場所では上位種のようなものも見つかっているらしいが、普通見つかるのは水色のジェル状のスライムである。モンスターの中では最弱であり、探索者のほぼ全員が最初にスライムを倒したと言われている。しかし、金にはならないので狩るのは初心者だけである。



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― 新着の感想 ―
先にちらっと鑑定しないんか。まだ人にできないのか?それともばれるのだろうか
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