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第71話 ユーカの誕生日当日

0時をすぎた、街は歓声に包まれ、お祭り騒ぎが始まった。


「ユーカお誕生日おめでとう!これ、プレゼントだ。」


「ユーカさん!お誕生日おめでとう!これ!プレゼント!きっと気にいると思います!」


「お姉ちゃん!お誕生日おめでとう!前から読みたがってた漫画を取ってきたよ!」


「おめでとうですぞ!僕からはこの本を送りますぞ!欲しがってたでしょ」


次々にプレゼントが手渡され、嬉しそうなユーカ。

「みんなありがとう、まず街を一周してくるからその後にプレゼント開けるわね、今から楽しみ!」


フェアリーの国では王の誕生日に街を周るんだそう、そうして国民から祝って貰う、ユーカ好かれてるもんなぁ。


フェアリーの国はさほど大きく無いので1時間程度で周り終えてユーカは帰ってきた。

「ふぅ、みんなに祝われて私は幸せ者ね。」


「ユーカは国民の為を思って毎日頑張ってるからな、それが伝わってるんだろ。」


「そうだと嬉しいわね、さて!プレゼントを見るわ!楽しみでしょうがなかったの!」


「まずはトーマのね、結構重いけど何かしら…え?素敵なブレスレット…

ってこれフォレストライトじゃないの!?良いの?こんな高価なの貰って」


「ん?ユーカも知ってるの?その宝石」


「私達フェアリーからしたらとんでもない代物よ!?私達はユグドラシルを神木にしているから…初めて見たわ…ありがとうトーマ…」


喜んで貰えて良かった。ユーカは嬉しそうに腕にはめて眺めている。


「あ、次ね、ニーアのは…あ!この漫画!手に入らなくて困ってたヤツ!ニーア、どこで買ったの!?」


「ふふ、ポメヤちゃんとゲームセンター行って取ったんだよ。この日のために隠しておいたの。」


「ありがとうニーア…後でしっかり使…読むわね」

今使うって言わなかった?僕にはその漫画がアダルトコミックにしか見えないよ?


「ポメヤちゃんのは…ん?これは…絵本?え…この前のお祭りの…トーマはプロポーズしてくれるまでの…」


「ふふふですぞ、僕とニーアちゃんで尾行してたからね、サプライズですぞ。」

絵本の中身は髪型を変えるユーカや輪投げを遊ぶユーカ、告白されるユーカが僕と共に描かれていた。


「ちょ、ちょっと見せて下さい!」

ミカエルも一緒に覗き込む。


「わぁ…素敵ですね…ポメヤさん!是非私の誕生日もこれで!ちなみに半年後ですが!」


ポメヤさん大忙しっすね。


「あとこの黒い箱は…ミカエルね、何かしらこれ」

おいミカエル、あの半球の物体を僕は知ってるぞ。


「後で使ってみて下さい!すごいんですそれ!トーマさんなら使い方知ってますから!」


「そうなの?でもミカエルがそんなに勧めるって事は本当にすごいのね、ありがとうミカエル」


大丈夫?本当にありがとうって最後まで思える?


ケーキを食べてみんなで騒いでいたが、みんな眠気が限界だと言う事でそれぞれの部屋に戻っていった。

ミカエルも今回は気を遣って客室に泊まるらしい。


そして僕とユーカは今寝室に2人きりだ。


「トーマ、今日は来てくれてありがとう。ずっと待ってたのよ、偉いでしょ?褒めてくれていいのよ?」


僕は甘えてくるユーカを抱きしめてて頭を撫でる。


「そういえばミカエルから貰ったコレってどうやって使うの?トーマなら知ってるって言ってたけど…多分エッチなものだと思うのだけど…」


「え?持ってきたの?うーん、なんかこう…気持ちいい感じの…その…」

流石に説明するには恥ずかしい、なんとか上手く説明できないものか…


「なんか数字が入れられるのよね、4桁あるし300くらいでいいかしら?」


「いやいやいや、ダメだと思うよ!なんか事件になる前に言っちゃうけどその数字の数だけ絶頂させられる機械だよそれ、下半身にくっつけて使うの!」


「え?そんな感じの機械…ま、まあ興味ない事ないけど?ちょっと恥ずかしいけど…数字を1にして使ってみるわ!そういうのも見たいんでしょ!」


何怒ってんの?まあ見たく無い事は無いけどさ。


ユーカはゴソゴソと準備をして、カチっというスイッチの音が聞こえたと思うと…


「ん?なんか思ったより普通ね…ちょ!待って!いきなり吸って…いや!今掻き回したら!ちょっと!ダメだって…ん!!」


「早かったみたいだね…」


「こ、これは凄いわ…しかも手を使わないで良いから漫画を読みながらでも…ちょ!なんで!?一回にしたのに!?ダメだって!今敏感なんだから!!待ってってば!ダメだって…ば…んん!」


え?なんで?僕はグッタリしたユーカの足の方に回って機械を確認する。


「ちょっとユーカさん…間違って10回にしてるよ…」


「え?じゃああと7回も!?ちょっと…連続は…おかしくなっちゃうからぁ!!」


僕が確認するまでの間に一回済んだのか…

僕は元の位置に戻ってユーカの頭を撫でる、僕に出来るのはこれくらいだ…


「ちょ!!今頭撫でるのはぁ反則だってば…んんん!!もうトーマも一緒に気持ちよくなって貰うんだから!!ん!」


いや無理しない方が良いよ!あと何回か知らないけど!ユーカは僕の足の方に降りていき、口を使ってトーマ君をイジメ始めた。


「ちょっと待ってくれ!今のこの状況で…いや…やばいって!」

トーマ君、今日はエリクサーないのに元気だな…


10回終わったのか機械はポトっと床に転がっていった。


「す、すごい機械だったわ…なんかもう恥ずかしいとか通り越して溶けてしまうかと思った…」

ユーカさん、もう目が蕩けてますよ?


僕も2回ほど達してしまったが…いやあの状況はしょうがないよ。


「ちなみにミカエルは最初100って数字入れて大変な事になってたよ。」


「100!?流石に私は5回くらいでいいかも…」

5回?なんか2回目でもう辛そうにしてたのに!?どういう事?


「今日はもう寝る?エリクサー無いし」


「いや、その、せっかく誕生日だし…せめて一回くらい普通にしたい…かも…」

可愛いな僕の婚約者!


「じゃあ一回だけ…」


「うん…もう準備万端よ、え!ちょっと触れただけで!?ん!ダメぇ!んんんん!」


その後、蕩けたユーカと結局朝までイチャイチャしたのだった。

そういや壁薄いんじゃなかったっけこの部屋…


翌朝、誕生日当日だというのに昼過ぎまで寝てしまい、ニーアちゃんに起こされた僕達。


「いつまで寝てるの!今日もいろいろ行く所あるんだから起きてぇ!」


「ニーア…ちょっと今日は腰が…」

腰痛いよね、なんか大変だったもんね。


「ポメヤちゃんが持ってけって水筒を持たせてくれました!感謝して下さい!」


ポメヤ…お前…ゆっくり寝かせろよ。


「トーマさん!今日はユーカさん忙しいみたいですよ!あんまり拘束したらまた仕事溜まっちゃいます!」


そうなの?誕生日の楽しい感じは昨日まで?


エリクサーを飲んだユーカはすっかり元気になり、

「王も大変なのよ、色々なところで祝われないといけないの、でも貴方たちにお祝いして貰ったのが一番嬉しかったわよ。」


「どういたしまして、仕事頑張れよ」

王は大変かぁ…僕もポメヤも王なんだけどなぁ…


「あ!ミカエル!」


「なんですか?もしかしてアレ使いました?最高ですよね、数字間違ったりしなければ」


「あれは良いものだわ…あなた100回もしたの…?大丈夫だったの?」


「意外に大丈夫ですよ、なんか途中から何かに支配されます!」


おいおい、ニーアちゃんいるよ!聞いてるよ!


「と、とりあえず僕たちは帰るよ、王都もしばらくしっかり帰ってないし、また来るからさ。」


「忙しくてごめんね、私も遊びに行ける時行くわね。結婚式の話もあるし、あとでみんなで相談しましょう。」


「そうだね、国三個が絡んでるからなぁ…もう統合しちゃって良いんじゃないの?」


「まああとで考えましょう、そろそろ仕事に戻らないと、トーマ、愛してるわよ」

急にそんな事言われると恥ずかしくなるな…


「ぼ、僕も好きだよ、頑張ってね」

愛してるはなんか気恥ずかしい…


「ずるいです!私もトーマさん愛してるのに!」


「そうだな、ミカエルも好きだよ、髪型似合ってるな」


なんか幸せだなぁ、結婚式か…どうすっかな…




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