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第37話 宴会の後

戴冠式後の宴会で酒を飲んだトーマ。

酔っ払って女の子を触りまくった挙句に潰れる始末。

フェアリーの王のユーカに寝室に運ばれ、潰れたトーマの横でユーカも寝てしまったのだった。

「ん?もう朝か…」

僕はスッキリ目が覚めた、記憶はないがいつもの事。

酒を飲んだら記憶は消える、しかし二日酔いは無い、いつもの事だ。


ん?んん、なんでユーカが隣で寝てるんだ?服もはだけて見えそうというか…もう全部見えている。


僕は自分の身体を確認、色々調べたが完全に無実だ、きっと何も起こってない。

なんかこう、大丈夫な感じだ。


でもユーカの方は…なんというか…なんでパンツまで履いてないのこの人…


ポメヤはまだグースカ寝ていて起きそうもない…


起こすと絶対面倒な事になるけど…まあどうにかなるだろ。


「おーい!起きろー!」


「ん?トーマじゃない…おはよう…なんでトーマが私の部屋のベッドにいるのよ…」

まだ完全に寝ぼけている、大丈夫だ、すぐに目が覚めるさ。


ユーカは部屋を見渡し、そして自分の格好を見て完全に覚醒した。

「って!ちょっと!なにが…!?」


シーツで身体を隠しながら暫く考えるユーカ、みるみる顔が赤くなっていく。


「ユーカ、酔っ払って僕の部屋で寝ちゃったんだろ、ダメだぞ、飲み過ぎは。」

全く、自制心を持って飲酒して貰いたいもんだ。


「こっちのセリフよ!本当に何も覚えてないの!?バカ丸出しで女の子の身体触りまくってたのに!?」


え…なにそれバカ丸出しのアホじゃん、僕が?ウソだろ


「そして潰れたから部屋まで運んであげたのよ!そしたら…まあ私も酔っ払ってたし寝ちゃったの!そう!酔っ払って寝たのよ!」


ひどく焦ってるな…何かあったのだろうか。


「ユーカは酔っ払うと脱ぐ人?なんかもうすごい格好だったけど…パンツまで脱ぐ人初めて見たよ…」


「脱がないわよ!昨日はトーマが身体ベタベタ触るからちょっとヘンな気分になったの!そして隣で寝てたらトーマの匂いがして我慢出来なくなって一人でしたのよ!一回やったら眠くなっちゃってそのまま寝ちゃったの!」


ユーカさん、テンパって今とんでも無い事を口走ったんじゃないでしょうか…

ユーカはハッと我に返り…顔を真っ赤にして悶えている。


「あの、ユーカさん?それって…」


ユーカは思い立ったように服を整え、部屋を出て行った、そして持って来たブランデーを僕の口に突っ込み、


「忘れろぉぉぉおおおお!」


軽く致死量を飲まされた僕は気を失ったのだった。


昼過ぎに起きると部屋にはポメヤとフェアリーの姉妹がいて、お茶を飲んでいるところだった。


「ん?寝過ぎたみたいだ、いやー昨日は飲んだみたいだなー。全く何も覚えてない」


「トーマ、あなた本当に記憶ないのよね?朝ちょっと起きたみたいだけど」


「朝?いや今起きたと思うんだけど」


「そ、そうね、今起きたんだし一緒にお茶でも飲みましょう。」


「トーマ君、君に話しておく事がありますぞ、昨日の話だ」


「なんだよ急に、楽しかったろ?」


そこから数十分に渡って酒に酔った僕の所業がポメヤから語られた。ポメヤの悪ふざけかと思って聞いているとどうやら本当らしい…。

フェアリー姉妹の顔を見れば分かる…


そしてその後、僕は昨日迷惑をかけたメンバーの部屋を回って謝罪したのだった…


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