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TS賢者は今日も逝くっ!  作者: すげぇ女神のそふぃ
第二章 TS賢者は魔法学校へ行くっ!
58/219

魔王ちゃんと一緒に街へ行くっ!



 私たちが先生にゲンコツを食らったあとは特に何も起きなかった。



 というのも、エヴィリンちゃんは前世の記憶を持っているので算数とかに関しては問題なく出来たし、人間社会に興味があるのか社会の授業も真面目に受けていた。

 ちなみに国語は頭を抱えてたから苦手らしい。

 文字もあんまり書けてなかったし、言葉だけなんとか知ってたようだ。


 そしてお昼休みになり·····



「ソフィよ!今日のお昼はどうするのじゃ!?この時代の人間社会の料理を食べてみたいのじゃ!」


「みんなどうする?今日は冒険者酒場でエヴィリンちゃん歓迎のランチにでもする?」


「さんせー!ついでにスイーツパーティーもしよ!」

「す、スイーツは僕は少しでいいかな·····」

「2人とも凄い馴れ馴れしいわね·····」

「エビちゃん友達になろー!!」


「え、エビちゃん?我の名はエヴィリン・アマ」

『長いっ!!』


「むぅ····· じゃ、じゃあエビちゃんでも良いのじゃ·····」


「おやおやおやおや?エビちゃん照れてる?あだ名付けられて照れてる?カッワイイー!!」


「こんの····· まてー!!ソフィーー!!まつのじゃー!!貴様のスカートを捲ってパンツを下ろしてその醜態を晒してやるのじゃー!」


「キャー!!ヘンターイ!!」



「·····僕たちあのテンションについていけるかな?」

「賑やかで楽しくない?」

「さすがに年中あの調子だったら疲れるわ·····」

「わたしも混ざりたーい!まってー!!」


 私たちはギャーギャー騒ぎながら学校の外へ、冒険者酒場へと向かった。



 学校から出た私たちは相変わらずお喋りしながら冒険者酒場へと進んでいた。


「ところで、冒険者酒場とは何処にあるのじゃ?というかお主らまだ6才じゃろう?入って良いのか?」


「冒険者酒場は夜はお酒も出してるから学生は入りにくいんだけど、お昼はランチもやってて格安で食べれるからよく行くんだ!」


「ソフィちゃんに説明全部言われた·····」


「ワタシのオススメは駆け出し冒険者セットだよ!」


「そうね、まずは駆け出し冒険者セットがオススメだわ、貴族の娘の私が言うのだから間違いないわ」


「わたしもおすすめー!」


「ほう、では駆け出し冒険者セットにしてみる····· あっ、お金·····」


 エビちゃんはメニューを決めたところで、自分がお金を持っていない事に気がついたようだ。


 ねえ、なんで私の方を見てるの?


「その、非常に言い難いんじゃが·····」


「ええー····· まぁ校長先生からエビちゃん用のお金貰ってるから後で渡すよ」


「わぁい!ソフィ大好きじゃー!」


 ·····今更だけど、この子魔王と自称してる残念な子なんじゃないのかな?

 なんか魔王の威厳が1mmたりとも無いんだけど·····


「ソフィちゃんエビちゃん!冒険者酒場ついたよ!」


「「はーい!」」


 私たちは冒険者酒場へと入っていった。



「はふっ!あちゅっ!!う、うまいっ!!なんじゃこれ!めちゃくちゃうまいのじゃ!!」


「でしょでしょ?これで500円って凄くない?」


「500円?どれくらいの価値なのじゃ?」


「パン1斤で100円くらい、ビール1杯で350円、隣町までの馬車が5000円でゴブリンの魔石買取が10個で1500円くらいかな?」


「安い!でもこの値段では赤字じゃろう?」


「あぁ、赤字だな、だけどお前らみたいな腹ペコ貧乏学生には丁度いいだろ?それにこの酒場は儲かってるからな、未来ある学生たちへ俺たち冒険者からの応援って事さ」


「おじちゃんありがとうなのじゃ!」


「おう、お前も勉強頑張れよ!」


 駆け出し冒険者セットの安さと美味しさの理由を知ったエビちゃんは、ハンバーグをフォークで突き刺して口に運び、美味しそうに頬張った。



 お昼ご飯を食べ終わった私たちは、冒険者酒場を出て買い食いをするため商店街を歩き始めていた。

 

「はぁ食った食った!絶品だったのじゃ!」


「やっぱり冒険者酒場のランチは美味しいよね!」

「うんうん!毎日食べたいくらい好き!」

「·····僕はちょっと油っこいから週3くらいがいいな」

「そうね、たまに食べるくらいが丁度良いわ」

「わたしは美味しければ何でもいいなー」


 どうやら冒険者酒場の料理はエビちゃんの口に合ったようだ。


 ·····ちなみに、冒険者酒場の料理はカロリーが半端じゃないから、毎日ちゃんと運動しないと太るよ?


 実は私も食べすぎて5kgくらい太ってしまい、毎日必死にダイエットした事があるから要注意だ。

 おかげで結構筋力が付いたけどね。


「あっ!クレープ屋あるよ!行こ!」


「「「「おーー!!」」」」


「お、おー·····?」



 クレープ屋に来た私たちは、エビちゃんにこの店オススメのチョコバナナクレープを買ってあげた。


「これもうまいのじゃ!!というか前より甘い物が美味しく感じるのじゃ·····」


「んふふ、それが女子の特権だよ!」


「そうじゃな!それに、あれだけ食ったのにクレープが軽々腹に入る、いいのう!この体は!」


 どうやらエビちゃんも女の子の体に適応し始めたようだ。

 んふふふ·····

 女の子は甘い物なら無限に食べられるのだよ·····


「さて!次は何を食べようか!ソフィ!オススメは何じゃ?早く行くのじゃー!!」


「待って、そのお金は誰が出してると思う?」


「あっ、えっと····· その、ソフィじゃ·····」


「別にいいけど、後で仕事手伝って貰うよ?」


「バッチコイじゃ!ワシに任せよ!元魔王の力見せてやるわ!!」


 ふふふ·····

 そろそろ色々メンテをする必要があったからね·····

 みんなに任せるとロクな目に合わないのは目に見えてるから、丁度いい労働力が来てきれた。


 ·····うん、みんなに頼むとさ、ご飯奢れとかおやつ出せとかプリンよこせとかうるさいんだもん。


「んじゃ、私オススメのドーナッツを教えてあげる!みんな行くよー!!」


『『おーー!!』』


 こうして、私たち『なかよし組+1人』はお昼時の商店街へと突撃して行った。


 この後、おなかいっぱいになって眠くなったエビちゃんは授業中に寝て、先生に丸めたノートで引っぱたかれてた。



名前:ソフィ・シュテイン

年齢:6才

ひと言コメント

「んふふ、友達が多いっていいね!」


名前:エビちゃん(エヴィリン)

年齢:肉体年齢は6才

ひと言コメント

「むふふ、甘い物や美味い物を食べて食べて食べまくるのじゃ!!あと友達が居るって素敵なのじゃ」


名前:アルム

年齢:6才

ひと言コメント

「ふふふ····· エビちゃんもスイーツ天国につれてってあげる·····」


名前:フィーロ

年齢:6才

ひと言コメント

「別にスイーツ天国にしてもいいけどさ、僕を巻き込むのは止めてよ·····」


名前:グラちゃん

年齢:6才

ひと言コメント

「ああっ!?ついに私の名前があだ名だけになったわ·····」


名前:ウナちゃん

年齢:6才

ひと言コメント

「わたし、目立ってないけどちゃんといたよ?」


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― 新着の感想 ―
女子には人体内蔵ユニット第二消化器官「ベツバラ」があるのだ!!甘もの食い放題だ!
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