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落ちて崩壊  作者: 横断歩道
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記憶がない

わからないことをわかろうとするには僕の頭がついていかない


わからないままにしよう


また寝ることにした


母が作るいい匂いの食事

ムクっと起き上がりキッチンへ


美味しい!母の手料理だ!


無我夢中で食べ尽くそうとしている時

あ、僕立ち上がって食事をしている!

ということに気がつきなんだかわからなかったことなどどうでもよくなり

母との会話や食事を楽しんだ


やっと日常が来た!


相変わらず汗は止まらないけど気持ちは落ち着いた

また仕事に戻ろう!

母に話すとまた明日から頑張ってねと言われるかと思いきや


もういいのよ…


え?


数日前まで働いてた僕がいきなり働かなくていい?

なんで?


混乱した


汗が余計に滴り落ちてきた


ただアスファルトを踏んだだけなのに


母はいつも通りの笑顔


何かがおかしい


ここは現実なのだろうか…


なんだか僕には理解できない

アスファルトを踏んだ時からの記憶がない


そもそもどこの横断歩道を渡っていたのか?

記憶を整理し直そう

思い出すんだ

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