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おねしょシーツ
瞼が開く
いつものベッドだがそこには母がいた
別に変わらない母
だるい…
体が重たくてだるい…
母はチョコレートを1箱差し出した
おいしい
何だか久しぶりに食べたラム酒入りのチョコレート
ちょっと辛くて甘い矛盾した味
だるくて食事は取れそうにないがこれは食べれそうだ
気付けばベッドに子供用のおねしょシーツが敷かれていた
大量の汗だ
びちゃびちゃに濡れたシーツはとても冷たく風邪を引きそうだった
シーツを替えよう
あれ?体が動かない…
母が気を利かせて替えてくれた
とにかく眠い
眠すぎる
替えてもらったシーツは気持ちよく
眠りにつくには最適だった
ちょっとおねしょシーツとは情けないなと思いながら眠りについた