11月前半 再会
「今日、転入生来るらしいよ!」
この情報が私の耳に入るのも遅くなかった。もちろん、文夏からだが。
「へー…男子?女子?」
「そんなの分かってたら苦労しないって〜」
「おら〜席つけ〜」
「「「うぃーす」」」
「せんせー転入生が来るってほんとーですかー?」
「さすが、情報がはやいなーそうだぞーよし!入れー」
その人は男子だった。顔はまぁ…普通?身長は少しでかめ。なんか、みたことある気がするんだけどな…?
「はじめまして。白石 将です。よろしくお願いします。」
その瞬間、私と翔太が同時にガタッと立ち上がり、
「「まさ(さ)!!?」」
と同時に叫んだのだった。
「なんだ?麻梨も佐々木も白石と知り合いか?」
「麻梨…?佐々木…?」
マササも気づいたみたいだ。
「知り合いも何も…」
「幼稚園が同じ友達です!!」
「お前もしかして翔太か!てことは、そっちは、紗理奈ちゃん!?」
「「そうそう!」」
「すっごい久しぶりだな!!」
「はいはい、そう言うのは休み時間になー今は読書しろー」
「うぇーい」
そのままマササは、空いていた隣の席に座った。席替えの時暇だと思ったこの席だけど、この席でよかったとはじめて思ったかも!懐かしい話をまた出来る気がしたからだ。
「ねぇ!マササ!元気してた?てゆうか、なんで同窓会こないのさ!」
「元気元気!紗理奈ちゃんこそ!そんなのあんのか!?俺しらねぇよ?」
「俺も知らねーよ」
「えー!?敬太君は来てたよ!?」
「あー懐かしいーなー…あいつも元気してるかなー?」
「してるといいね〜」
と、幼稚園同じクラスの3人で盛り上がっているところに
「紗理奈。ちょっと。」
「え?あ、うん、ごめん、ちょっと抜けるわー」
「「おーう」」
「どうしたの?」
「あんた…あんなイケメンと仲良いとか…どういうこと!?どういう関係よ!幼稚園の仲であんなに仲良いわけないじゃない!」
「イケメンか?普通に幼稚園の仲だよ。私達のクラスだけ人少なくて15人いなくて…だから仲良いだけだよ。」
「ふーん…?まぁいいや〜…私は何倍も仲良くなるも〜ん♪」
そして、質問責めの3人はスキップしながらマササのところに話しかけにいってる。まぁ、これでも私とマササはそんなに仲良いわけでもないのだが…何か、話してる時にいろんな人から睨まれてた気がするのはなんでだろ?
「ほら!あの子転入生!」
「わー!かっこいいじゃん!いいなーこのクラスがよかったー」
そんな声が廊下から中に溢れ混んでいる。あの子達かな?いや、さっきの3人?他にもいた気がするけど…マササが睨まれてた気も…ないない!そんなことないよね!マササは早くもこの学校に慣れたみたいだし、よかったと思う。私も心を許してる人が増えて嬉しいし結果オーライ?かな?




