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62の舟券  作者: 広瀬修一
22/22

新たな旅立ち


鹿児島に戻った広瀬は伊勢での榊原の墓前で起きた事で

深く思い悩んでいた。


理想社会を目指した同士に裏切られ、

尊敬していた福祉の先輩に裏切られ、

そして親友の広瀬にまで裏切られた。

友人の杉本の話から自殺の直前には付き合っていた彼女との

結婚の夢がやぶれてしまっていたという榊原の事を考えると

仕事も手につかなかった。


妻のちさ子も何かあったんだなと気づいて心配をしてはいたが

何も聞かなかった。


広瀬はさんざん思い悩んだ末にちさ子にすべてを打ち明け


「墓前でお経を唱えても受け入なかった榊原は成仏していない」


「榊原の自殺の原因は俺だけじゃないと思う、でもあいつの魂を

救ってやれるのは俺しかいない。」


「榊原の墓前に6-2の的中舟券を供えて供養してやりたい」


といった。


ちさ子は


「いいわよ競艇場に行ってきなさいよ、

あなたが悩んでいた事は知ってたし、今までお店のために

頑張ってきたんだものちょどいい休暇になるわ」


「お店や子供のことは心配しなくていいわよ」


広瀬は家族に見送られ


「62の舟券」


をもとめて鹿児島空港から飛び立って行った。  


終わり。



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