↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/106

03-09 鳴かぬなら、鳴かせてみせよう

・一部文章の修正を致しました。・毎日の支給金を入れ忘れていました・召喚費用を纏めました(9/9)

 マサノリ達、ノブナガの手の忍び達を綾瀬達の救援のお陰でギリギリの所で彼等を拘束する事が出来た亮太達はマサノリ達8人を縛り上げてから彼等の扱いについて相談し合う事となる。


「我々が今理解できている事は、彼等が我々の命を狙って襲い掛かって来た事は紛れもない事実である事とノブナガ殿達がこの大陸の所有権を引き換えにマサノリを雇っていた事……。

 そして、彼等は間違いなく再びこの地に表れる可能性が高いと言う事だろう……」


 そう噛み締める様にアルバインに気絶させられた忍び達を縄で縛りあげ、仏頂面で語るシゲルの言葉に周りで同じ様に忍を拘束している一同も賛同する。


「はい、俺も同意見ですよシゲルさん。ただそうなると俄然ノブナガさん側の状況が知りたくなりますよね。何時攻めて来るかも分からないし、逆に攻めて来ないかもしれない」


 そう言って返事を返したのはモニターで海辺を小舟で進む利休を眺めつつ、アサツユ国内に更なる侵入者が上陸していないか忍達に調べさせている亮太であり。

 その出された議題を今は意識を失っている友人であるマサノリを悔しそうに見詰めながら、身体を縛り終えたヒデナガも意見する。


「情報に関しては私がマサノリに聴いて見ます、彼は無口ですが昔から嘘が苦手ですから……。なので亮太殿には我々の手が回りきらないアサツユの安全を見直して頂きたい」

「分かりましたヒデナガさん、お任せください!」


 そう言って新たに【絶対警備24時】と言う治安維持に特化したカードパックを先程購入していた【戦国の世】と同じくBIGBOXを三箱購入して、アイテムボックスに正しく納品された事を確認していた亮太であったが。


【ぐうぅぅぅぅ】と言う大きなお腹の音がお腹から出てしまい、一瞬の静寂の後に皆の堪え気味の笑い声が会議室に響いた。


「あはは、もう相変わらずだらしないんだから亮太は」


 そう言って、ほがらかな笑みを浮かべるマリナに亮太は恥ずかしくて赤面しつつ思わず剥きになって反論する。


「し、仕方ないだろ? 召喚を連発していると一気に体力を持っていかれるんだから!」

「なるほどねー、亮太さんのお陰でRPGゲームに出てくるキャラクター達がもぐもぐ食べ物を口にしながら戦っている理由が分かったよ!!」

「……綾瀬さんまで。一応、アサツユの一帯には忍や各所に見張り台となる矢倉と見張りを数人配置したので、軍隊規模で相手が攻めて来ない限りは今の所は大丈夫だと思う」


 その説明を聴けて皆は安堵し、肩の荷を少しは降ろすことが出来た。


「分かりました、では亮太さん達は先にお昼休憩に行ってください。折角お客様も来ておられる見たいですしね?」


 そう言ってここに居る中で自分が一番辛いであろうにも関わらず、優しく微笑んで気を回してくれたヒデナガに亮太は心から感謝して席から立ち上がる。


「ありがとうございますヒデナガさん。ヒデナガさんも一人だけで抱え込まないでくださいね? ヒデナガさんが幾ら良い男でも、限界は俺達と同じの筈ですから」


 その言葉を聴いたヒデナガは図星だったのか、思わず苦笑いを浮かべる。


「ありがとうございます亮太さん。そうですね、じゃあ我慢出来なくなったその時は少し付き合ってくださいね?」

「ええ勿論、例え空の果てでも、海の底にでだって付き合いますよ!」

「って、それじゃあ二人で死ににいく見たいじゃないの?! もっと良いところを目指してよ!!」


 そんなやり取りに久し振りにマリナのツッコミを交えつつ、先程まで会議室にあった淀んでいた空気も少しは晴れた様で、皆は笑みを浮かべながらお互いに声を掛け合ってからそれぞれの仕事をこなすために解散となり。


 皆が会議室を出た所を見計らってマリナは亮太にこれからの予定を聞く。


「亮太、直ぐにお昼ご飯を食べに行くの?」

「ごめんマリナ、それに皆。一緒にご飯を食べに行く前に少し俺一人で寄っておきたい用事があるんだ」

「用事? あっ……もしかしてヒデヨシさんのお見舞い?」

「うん。時間が経った今なら、利休さんに盛られた神経毒の効果も無くなっていると思うから。取り合えず俺一人で様子を見て来るから、綾瀬さん達は先に食堂に行って貰って何時までたっても俺が来ない場合は、先に食べて貰っていて構わないから」

「そう……なら仕方無いね……」


 その説明を受けたマリナは折角皆でご飯を食べれると期待していたために少ししょんぼりしてしまうが、 すかさず綾瀬がフォローに入ってくれる。


「大丈夫よマリナ? 亮太さんが来るまで、たっぷりとアルバインちゃんから色々と亮太さんの秘密を聴く時間が取れるんだから」


 思わぬ所から話を振られたアルバインは思わずきょとんとした表情で自分の事を指差しながら聞き返す。


「え、私ですか?」

「マリナが私の元で心配でそわそわしている間に亮太さんが何をしていたかを包み隠さず聴かせて貰うんだからね!」

「ええっ!? そんな、マスターと私は特に対した事は……あっ」


 対した事は無かったと慌てて伝えようとしたアルバインであったが、ふと思い当たる事があり思わず顔を赤らめて言葉に詰まってしまった為に、マリナが慌ててアルバインに抱きつく様に真相を聞こうとする。


「【あっ】て、何よ【あっ】?! 私がいないうちに亮太と何が有ったのよー?!」

「あわわわ?! マリナさんそんなに激しく揺らさないで、揺らさないでくださいー!!」


 そんな彼女達の様子を微笑ましく見ながら綾瀬が亮太の意見を承諾してくれた。


「ふふっ、分かったわ亮太さん。私達は先に食堂に入って席を確保して、軽くご飯も食べておくから私達の事は気にせずに行ってらっしゃい。男同士でしか話せない事もあるんだもんね?」

「ありがとうございます綾瀬さん。じゃあお言葉に甘えさせて貰いますね、マリナとアルバインを頼みます」

「はい、確かに頼まれました!」


 こうして綾瀬達に見送られた亮太は、ヒデヨシが運ばれて行ったと言う会議室がある三階

 ーーーーー◇ーーーーー



 一先ず、大陸の外から侵入してくる少数の者達の事は各地に配置した仲間達に任せておいて、自分達はこれから起こりうるであろう更なる外敵からの防衛策と国と人々に豊かな生活をして貰うにはどうしたら良いかを考えつつ。


 亮太は昼食を頂きに行く前に薬の効果が失せて意識を取り戻したヒデヨシの容態を確認する為に茶室では無く、街の発展に合わせて新しく開設されたアサツユ城の一階部分に確保されている医務室へと向かう。



 途中、城内の廊下を歩いていた時に警備を引き受けて貰っているアサツユの兵士と今日新たに召喚されて加わった男だけでなく、女性も加わっている兵士達が談笑している光景も目に入り、色々と人材確保の為に彼等に無理をさせていると感じていた亮太は少し安堵する。


「御仕事御苦労様です! 皆さん昼食は食べられましたか?」

「あっ、亮太殿! お疲れ様です! 我々は亮太殿が連れてきて下さった大勢の仲間達のお陰で、見張り員の交代が余裕を持って出来る様になりましたので大丈夫ですよ!」

「それは良かった。足軽経験のある方が約150人程いるアサツユ街の人の中で40人程しか居なかったので、無理をさせていないかと心配していたんです」


 笑顔でそう言ってくれたアサツユ出身の兵士に亮太も嬉しくなり、思わず弾んだ声で言葉を反す。


 そして、それ以上に驚くべき事にアサツユの若い兵士と召喚された凛々しい女性兵士の仲がとても睦まじい様で、お互いを意識しながら左右対称で寄り添って長槍を持っている姿が印象に残った。


(もしかしたら、彼等がアサツユで初の交際カップルになるかも知れないな……。まだ召喚された人達とはアサツユの人達の間にあるお互いの距離感を探りあっている空気が変わると良いのだけど……)



 亮太は彼等と挨拶を交わしあった後、再び階段を降りて医務室に向かっているのであるが。この医務室がどういったものなのかと言うと。


 大広間が大部分を締める城の一階部分の左端にあった30畳程の広い部屋2つをぶち抜く事で豪快に使い、そこに亮太が診療所と薬局を召喚し、アサツユ街の人々全体を診る役目をこなしてくれる事が期待されている医務室は程よい広さを持った部屋を区切る事で様々な役割を果たしており。


 医務室部屋の入口となる木製の扉の横には、【医務室】と墨で黒く縦書きで書かれた書き板に書かれた看板が目に入り、横開きの木製の扉を開けるとそこには訪れる患者達を受け入れる為のフローリングが敷かれ、内壁が淡いピンク色に塗装されていて、五人掛けのフカフカの長椅子が10席設けられている大広間の様な待合室があり。


 大名が家臣と、あるいは将軍が大名に対面する上座である【上段の間】に当たる場所にはそれぞれの患者に有った薬を処方するカウンターが設けられた薬局が設置されていて、受付としても機能しているのだが。


「ううう……午前中のぶんがやっと終わった……。これでお昼休憩に行ける……へっ、へへへ……」

(アカン……)


 待合室の右下に当たる入口から亮太が中に入り見たものは、カウンターに突っ伏して倒れている看護師の様な淡いピンクの服を着ていて、力尽きてカウンターに倒れ込んでいる女性の姿であり。


 どうやら彼女一人で150人を超える人の相手を午前中一杯やらせていた事に気がついた亮太は、瞬間的に今疲れとストレスの限界に達しているであろう彼女に近づけば、「長い付き合いだから大丈夫じゃ!! はははは!!!」と、調子に乗って飼い犬を撫で回していたら尻を噛まれて近所に絶叫を響かせてしまったお爺ちゃんの姿を何故か思いだし。


 取り合えず、気休めとして何か喜ばれそうな物と感謝の気持ちをまとめつつ、冷や汗だらだらになりながら彼女と二度目となる挨拶を交わす為に近付く。



「本当にお疲れ様ですメルサさん」

「……マスター」


 亮太の言葉にぴくりと体を揺らせて反応したメルサと呼ばれた肌白で、長い茶色の髪にウェーブパーマをかけた白人風の女性はゆっくりと起き上がり、正面で苦笑いを浮かべながら話かけて来た新人オーナーである亮太に死んだ目で見つめ反す。


 その明らかにヤバイ状況を振り切っている彼女を見て、慌てて亮太は回復用の瓶入り牛乳を差し出す。


「メルサさん取り合えずこれを飲んでください!! 元気が戻りますから!!」

「あ、どうも……」


 そう言って、無気力状態で目に深く熊を作ってしまっているメルサは手渡された牛乳をぐびぐびと飲み干して、息をつく。


「ぷっはー!! 丁度良く冷えていて、口当たりも良い最高の牛乳ですね」


 すると慣れている様に牛乳の感想を言えるほどにメルサの体力と元気は回復した様で、亮太も思わず溜め息を漏らす。


「はー……メルサさんが元気になって良かったー。今回は無理をさせてしまいすいませんでした、お昼からは手伝いとして何人かを寄越しますので許してくざさい」

「分かって頂けているなら大丈夫です。ただ……他にも色々と問題がある様でして……」

「例えば何でしょう?」

「はい。先ず、住民の方の半数近くが文字の読み書きが出来ないために薬や、病気の説明書が使えません。また、朝診療した何人かに薬で解決出来ない重病の方も居られました。

 そして、環境整備と衛生指導が成されていないために感染症や、流行り病が来たときに街の方全員が全滅する可能性が出てきました……」

「何ですって?!! じゃあ、それを解決する為には俺達はどうすれば良いですか!?」

「お、落ち着いてくださいマスター!!」


 思わずカウンター越しに身を乗り出して聴いてきた亮太にメルサは落ち着かせようと宥めていた所で、彼女がいるカウンター右隣にある奥の診療所に続く木製の引き戸が開かれ、中からビシッとした白衣を身に着け、黒渕眼鏡が良く似合う長い黒髪の医師が現れた。


「おまたせしましたメルサさん、昼食を取りに行きましょうか……。マスター来られていたのですか」

「お疲れ様です夏目先生!! 出会ってそうそうですいませんが、スタッフが少なかった事で御迷惑をおかけしてすいません!」

「いえ、メルサさんのお陰で診察の方は負荷無く終える事が出来ていましたので、その言葉は重ねて彼女にあげてください」


 そのクールな対応に亮太は彼のプロ意識を感じさせられ、誉められたメルサは頬を赤らめトロンとした瞳で夏目に熱い視線を送る。


「それで。何か用事があってこられたのではないでしょうかマスター?」

「ええ、ヒデヨシさんの容態の事とアサツユ街が衛生的にも病気の危険に瀕している事を教えて頂いたものですから」

「何から手をつけたら良いか、と? ふむ……では簡単な事から始めてみましょう。先ず、街の皆さんに手洗いうがいの徹底と毎日お風呂に入って頂く習慣をつけてもらい、糞便を直接肥料として扱わない事なのです」


 その説明を聴かされて前半は納得した亮太であったが、肥料となるであろう糞便の話にひっかかった。


「何故肥料となる糞便の使用を制限されるのですか?」

「人間の便は確かに良く発酵させれば肥料として扱う事が出来ます。しかし戦国時代の人達は発酵せずに畑の土に撒いていた為、その便の中には寄生虫や大腸菌等が大量に蠢いており。

 正しい処理を行えなければそのまま増殖した菌を畑で養殖する事となり、その畑から生えた草の側を通るだけでも寄生虫が体についたり、生野菜を食するとなると細菌や寄生虫が沢山いるので、伝染病や最悪障害を抱える事となります」


 そのとんでもない話を聴かされた亮太は想像しただけで気持ち悪くなり、慌てて対処方を聞く。


「では、どうすればその危険を回避する事が出来ますか?」

「それに関してはもう取り掛かっている人が一人いますよ、確か城の裏山にいると思いますので見に行ってみれば如何でしょう」

「え、まさか……」


 その夏目からの意味ありげなヒントを貰い、思わず真顔になった亮太を見て夏目は微笑む。


「ええ。元気に成られたヒデヨシさんです」



 ーーーーー◇ーーーーー



「ふう……これであらかた糞便井戸を造るための木材は揃ったな」



 体調を取り戻し、診療所のベットの上で身動きが取れない間ずっと夏目に街をどの様にすればより良い物とする事が出来るかを夏目に医者としての意見を聴いていたヒデヨシは、先ずこれからの街の発展の主役になるであろう農業を安全に行うために、安全な肥料を作成する為に必要となる肥溜めの製作を行っていた。


「ふむ……確か蓋をして放って置くだけでも糞便がお湯の様に熱くなり……病気を引き起こす菌を殺してくれるがたまにそうならない時もあると言っておったな」


 ヒデヨシは夏目に教えて貰った知識をおさらいしながらその対策を踏まえ、街の拡大のために後日刈り取る予定であった城の裏山に生えていた大量の木材をノコギリで各パーツ事に加工していき。

 合わせて四個分の肥溜め用のパーツを完成させるのだが……。


「ただ普通の物を造っても意味がないのじゃ……。あの女を驚かせる為には、イマガワを返り討ちにしたノブナガ殿以上の偉業がどうしても必要なんじゃ……!!」


 ヒデヨシは己を騙した利休の事をまだ諦めていなかった。


「利休殿の目には確かにワシと同じで何かを極めようとする情熱と、必ずそれを達成しようとする心の芯の強さがあった! ただ、現在彼女を満足させる物を提供出来ているのがワシではなくて、ノブナガ殿であり。今のワシにはその魅力を超える事が出来んかったーーただそれだけのことじゃ!!!」


 ヒデヨシはそう叫びながら、新たなパーツを造るために切り分けられた木を更に細かく分けていく。


 そこにはノブナガと言う男と比べられて見限られたヒデヨシの悔しさと負けず嫌いが現れており、その目には固い決意が宿っていた。


「必ず……必ずやノブナガ殿を超えて利休殿に、いや、天下に認められる男に成って見せようぞ!」

「……ヒデヨシさん」


 その一心不乱に自分自身を奮い立たせる彼の姿を、夏目に教えられて彼の声を辿ってきた亮太は目撃する。


 それは負け犬のままでは終われないと言う一人の男の意地であり、かつては自分の住む土地を後にしてまで安全な道を探り続ける事に執着していた男が困難と向き合い、打ち崩すためのその微力な抵抗はまだ小さくはあるが価値のある行動であり。


 彼の執念に見いられる様に気がつけば亮太もヒデヨシの元に合流していた。


「ヒデヨシさん!! 俺も手伝いますよ!!」

「お、ワシがここにいると良く分かったのう亮太!! 先生に聞いたのか?」

「ええ、ヒデヨシさんが気合いを入れて肥溜めを造りに行ったと」

「ふん、内緒にして皆を驚かせようと思っておったのに、あっさりとばれてしまったのう。ならば仕方無い! 亮太、少し協力して欲しい所があってのう!!」

「何でしょう?」


 そう言って、ヒデヨシが提案したのは肥溜めの木の内側を熱に強い何かでコーティングすることで熱に強くして、糞を貯めた肥溜めの中に沸騰させる程度に火の魔石の欠片を入れる事で確実な殺菌を行いたいと言う物で。


 その提案を承諾した亮太はまず魔石を手に入れる為に、ヴァルハァム国関係の物が手に入るカードのBIGBOXを一つ購入して、その中にあった魔石のセットから火を放つ赤く輝く魔石と、冷やすための氷の魔石を用意しつつ。


 亮太はヒデヨシにこの肥溜めを魔法瓶の様に二重構造にして、内側に当たる層の裏側に氷の魔石を砕いてコーティングする事により、木を外側から冷やすことにより熱で燃える危険を減らす事を提案し

 、ヒデヨシもそれに合わせる様にして木の板を二重にした試作の肥溜めを一つ完成させる。


「よし! じゃあ早速木の板と木の板の隙間に氷の魔石の粉末を敷き詰めて見ますね!」

「うむ!! 頼んだぞ亮太!」


 じゃらじゃらと言う音と白い冷気を辺りに漂わせながら、粉末になった氷の魔石は予定通り数センチ開けられた板と板の間に注ぎ込まれた。


「おおー。これは応用できれば食べ物を腐らせない冷凍倉庫としても使えそうだ!

「なるほど、そう言う考え方もあるか。ワシは夏の暑い日に家の壁や、屋根をこう言った仕組みに出来れば快適になると思うんじゃがどうじゃ亮太!」

「良いですね! 床暖房や、冷房が電気が無くても用いる事が出来る訳か。ありがとうヒデヨシさん、励ましに来たつもりが良い刺激を貰えましたよ!」

「ハッハッハッ!! このヒデヨシ、女にフラレる事には慣れておるわ!! ぐすっ……」

「ヒデヨシさん……」



 そうこうして完成した魔改造ん肥溜めはアサツユ街の各所に設置されていき、更にそこから発展して魔石を用いた家具や、家の設計等をヒデヨシは手掛けて行く道を極め。


 将来、多くの人々がヒデヨシが設計したアイデアに助けられるのはまだ未来の話である。


◇資金:6182,3420SP


【店舗召喚】

・診療所【500,0000SP】・薬局【350,0000SP】・家具屋【250,0000SP】


【カード召喚】


【絶対警備24時:5,0000SP】BIGBOX×3《150,0000SP:495枚+ボーナスカード×3》

《N:288》

・自宅警備隊《Rank,N》×26

・設置式監視カメラ《Rank,N+》×29

・船止め柵《Rank,N》×18

・電気鉄線《Rank,N+》×24

・ペイントボール×50《Rank,N》×26

・携帯式小型通報装置《Rank,N》×28

・懐中電灯×5《Rank,N》×28

・ドックフード一袋《Rank,N》×32

・呼び笛×5《Rank,N》×23

・制服一式×3《Rank,N》×28

・警告灯×3《Rank,N》×26


《R:118》

・小型浮遊機雷《Rank,R+》×6

・警備員×50《Rank,R》×8

・武装警備隊×20《Rank,R》×9

・警備装備一式×10《Rank,R》×7

・拡声器×10《Rank,R》×8

・催涙玉×50《Rank,R》×8

・強化ゴム弾×200《Rank,R》×18

・ゴム弾専用自動小銃《Rank,R+》×20

・ゴム弾専用自動拳銃《Rank,R》×20

・警備犬×5《Rank,R》×14


《SR:80》

・警備隊本部《Rank,SR+》×5

・無線式通信装備《Rank,SR》×16

・高速警備隊《Rank,SR》×17

・警備隊指揮官《Rank,SR》×11

・放水車《Rank,SR》×7

・警備車両《Rank,SR》×14

・警備装甲車両《Rank,SR》×10


《UR:9》

・高機動戦闘車《Rank,UR》×1

・巡視船《Rank,UR+》×2

・警備ヘリコプター《Rank,UR》×3

・特殊機動隊×100《Rank,UR》×3


【ボーナスカード:24時間】×3

・このカードがある場合、【絶対警備24時】で召喚された人物は疲労を蓄積せずに24時間活動する事が出来るが。無理をさせた分は体力から引かれていく。

・厳しい状況にあっても、24時間の間は士気が落ちなくなる。


【ヴァルハァムの戦士達BIGBOX】×1【60,0000SP】《・5枚入りカードパック×30+ボーナスパック×3=165・ボーナスカード:砂塵の中の黄金郷×1》


◇魔石セット・香辛料・ボーナスカード以外は新生ヴァルハァム王国に譲渡。・URカードはそれぞれ同じ名を持つカードの強化に用いる事で消化。


《Rank,N》73

・新人兵士《Rank,N》×7

・剣士《Rank,N》×8

・弓兵《Rank,N》×8

・ラクダ兵《Rank,N》×8

・偵察兵《Rank,N》×7

・魔道士《Rank,N+》×6

・漕ぎ手《Rank,N》×8

・砲撃兵《Rank,N》×8

・熟練兵《Rank,N+》×6

・監視兵《Rank,N》×7


《Rank,R》55

・航海士《Rank,R》×4

・船長《Rank,R+》×4

・補給隊《Rank,R》×7

・調理師《Rank,R》×6

・熟練魔道士《Rank,R》×5

・監督者《Rank,R+》×4

・チャリオット《Rank,R》×4

・大型チャリオット《Rank,R+》×4

・小型ガレー船《Rank,R》×6

・投石機《Rank,R》×5

・火薬玉《Rank,R》×6


《Rank,SR》35

・大型ガレー船《Rank,SR》×7

・各種魔石100個セット《Rank,SR》×5

・香辛料セット《Rank,SR》×4

・魔石機関式大型軍艦《Rank,SR+》×4

・特大魔石《Rank,SR+》×5

・メイクセット《Rank,SR》×3

・武具一式×30《Rank,SR》×7


《Rank,UR》2

・軍師ハシバ《Rank,UR》×0

・軍団長ラムセス《Rank,UR》×1

・王女ナバル《Rank,UR》×1


◇資金:6182,3420SP-1310,0000SP=4872,3420SP

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。