大学部の皇帝様
さつきさんがくるという事はルイスがやってくると言う事。
「何か進捗あったか?」
「この状況で進んでると思う?」
「嫌味いう暇あるなら、手伝って欲しいんだけど?」
「はい、プレゼント。」
「いらねー!!」
ルイスに渡されたのは茶封筒。
「これ、なんの書類??」
「俺的匂い考えたプロファイリング。」
「ならいいですね。阿、僕たち明日から大学部の方に行きます。」
「ギルが言っていた人物の確認か?」
「それ。」
「私たちの方は、教室で嗅いだ火薬の匂いしかヒントないんだけどねぇ。」
「お前たちは、野生的だな。」
「ヒントを得るには五感を研ぎ澄まさないと。」
茶封筒の中の書類を読みながらルイスと話す。
「んで、2人の中でどういうプロファイルになってる?」
「今ここで?」
「私も少し聴きたいわ。」
ということなので、場所を移して話すことにした。
こういう時に話すのは基本的に私。それに補助するのは、ディの役割だ。
「私たちの方はある程度人物特定はしているの。火薬の匂いがする男子生徒。ギルに頼んで観察はしているので普段の生活態度はある程度。まだ確証はないのだけれどね。」
「その人物は?」
「まだ不確定なので話せません。ただ、犯人は秩序型。社会的に地位もあり、優秀、人格者だし、他人からも人気があるし、世話好き。そして、毎回自分の中で決めたルールに則って行動をしている。今の所死亡者はできていないけれど、今後出てくる可能性もある。私たちは必ず、何かがスイッチになって、犯行に及んでいる可能性がある。ただ、爆破物に関しては自分の知識、改良を見せつけたいってところかな?別の事件を起こしている可能性があるけれど、それはまだ公にされていないか、見つかっていないかのどちらか。」
「スイッチは、犯人に対しての言動か、性癖などの好みの問題か。とまだわからないところもあります。」
「なので、友達になってみようかと。」
「え?!」
「グロッグは持っているんだろう?」
「問題ありません。」
「ちょ、それは危険なんじゃないの?!」
「向こうじゃいつもの作戦。ね?」
ウィルとディに同意を求める。
2人とも何が問題??といった表情をしている。
まぁ、潜入捜査といえば潜入捜査。
でも私たちは、高等部に来ている交換留学生が表向きの立場。
動くのは問題ない。
「大丈夫です。いつもの事です。」
にっこり笑みを浮かべてさつきさんに伝える。
「これで、好みが分かればいいのだけれど。っと僕たちは思っています。」
「趣向って大事よね。」
なんて笑っている。
若干さつきさんに引かれているが・・・・。
少し話して、私たちは続きの筋トレを諦め家に帰ることにした。




